こぐまちゃん絵本シリーズ全作品一覧【順番に紹介】わかやまけん

記事内に広告が含まれています
イチゴ(次女)
イチゴ(次女)

こぐまちゃんシリーズは全部読んだね!
だいすきだったよ!

マイタケ
マイタケ

我が家では“はじめてのこぐまちゃん”からずっとお世話になっているシリーズですね。

『しろくまちゃんのほっとけーき』でお馴染みのこぐまちゃんえほんシリーズ。
赤ちゃん向けの絵本として定番中の定番ですよね!

そんなこぐまちゃんシリーズ、実は作者は4人のおじさんだって知ってました?
版を重ねる間に修正されているものがあることは?

今回はこぐまちゃんシリーズの全作品を追っていきます!

こんな方にオススメ!

・こぐまちゃんえほんのシリーズが大好き
・しろくまちゃんとこぐまちゃんのファン
・幼児向けのシリーズ絵本を探している

こぐまちゃんシリーズって??

くまのぬいぐるみである“こぐまちゃん”を主人公に、子どもたちの生活の中にあるテーマをもとに描かれた絵本シリーズです。

「子どもが初めて出会う絵本」というコンセプトで作られた全15冊のこぐまちゃんえほんシリーズと、赤ちゃん向けのはじめてのこぐまちゃん3冊があります。

『しろくまちゃんのほっとけーき』は累計534万部以上、日本で5番目に売れている絵本でもあります。
シリーズ累計でも1100万部以上で、日本で8番目に売れているシリーズ絵本なんですよ。

本当の作者は4人!?

こぐまちゃんシリーズの絵本、表紙にある作者はわかやまけんさんのみ。
なので、絵本を紹介しているサイトでも作者名がお一人だけなんてことも。

でも、出版社であるこぐま社さんのページにはわかやまさんの他にお二人のお名前が明記されています。
文を担当した歌人のもりひさしさんと、児童演劇の劇作家・わだよしおみさんです。

公式では3人ということになるのでしょうが、この作品を作るのに欠かせなかった方がもう一人。
こぐま社社長であり編集者のさとうひでかずさんです。
実際に作品を作るときも、この4名で作られていったそうですよ。

※このブログでは出版社さんの表記通り、3名のお名前で紹介しています。

こぐまちゃん絵本第1集

  • 作 もりひさし
  • 作 わかやまけん
  • 作 わだよしおみ
  • こぐま社
  • 1970年発刊
  • 対象年齢:0歳~

こぐまちゃんおはよう

こぐまちゃんは朝起きると自分で顔を洗います。それから、ご飯を食べ、たっぷり遊んで、トイレにお風呂。最後は遊んだぬいぐるみたちと一緒におやすみなさい。幼児の一日の生活を楽しくユーモラスに描きます。

こぐま社「こぐまちゃんおはよう」

おはようからおやすみまで、1日の流れが描かれています。
自分で真似できるようになる1歳半から2歳ごろになると反応が顕著!

我が家の子どもたちもこぐまちゃんと一緒!と喜んだり、同じようにやりたい!とせがまれたりしましたね。

トイレシーンを描いたのは日本初!?

今となってはトイトレ用の絵本もあったりして、排泄シーンが描かれていても特に意識しませんよね。
でも50年以上前のこの頃は、絵本に排泄シーンが出てくることはなかったそうです。
この『こぐまちゃんおはよう』がトイレシーンを描いた日本初の絵本かもしれません。

こぐまちゃんとぼーる

こぐまちゃんはボールが大好き。ころがしたり、ほうりあげたり、まてまてまてと追いかけたり。ところが、ぽんと勢いよく蹴ったら、ボールがどこかへ行ってしまい、こぐまちゃんは泣き出してしまいます。

こぐま社「こぐまちゃんとぼーる」

子どもってボール遊びが好きな子多いですよね。
ボールをなくしちゃうこぐまちゃんと自分を重ね合わせたのか、じいっと見ていたのを覚えています。

本当に子どもをよく観察されて描かれているのが分かる、自分の子に重ねたくなっちゃうこぐまちゃんの動きです。

こぐまちゃんとどうぶつえん

こぐまちゃんは、しろくまちゃんといっしょに動物園に行きました。首の長いキリン、赤ちゃんを抱いたおサルさんに、食事中のペンギンとラクダなど、動物たちの特長をこぐまちゃんの驚きのことばとともに描きます。

こぐま社「こぐまちゃんとどうぶつえん」

たくさんの動物たちが出てくるので我が家お気に入りの1冊。

子どもたちを動物園へ連れていく前に読んだのですが、帰ってきてからこの絵本の真似をして「きりんさんもいたね」と動物たちの名前を次々挙げていました。
もちろんいちばんお気に入りのページはかばさんw

ラテ(長女)
ラテ(長女)

ポテトに読み聞かせたときも、かばさんのページは爆笑だった!

モデルは上野動物園の動物たち!?

作者である4人のおじさまたちは、この時もじっくり観察して作り上げました。
4人で上野動物園へ行って1日中動物たちを観察していたそうですよ。

こぐまちゃんえほん第2集

  • 作 もりひさし
  • 作 わかやまけん
  • 作 わだよしおみ
  • こぐま社
  • 1971年発刊
  • 対象年齢:0歳~

こぐまちゃんのうんてんしゅ

おもちゃの自動車にまたがったこぐまちゃん、今日はバスの運転手です。お客さんをたくさん乗せると、「はっしゃ おーらい ぶっ ぶうー」と走り出します。幼児の想像力豊かな遊びの世界がくり広げられます。

こぐま社「こぐまちゃんのうんてんしゅ」

これは末っ子ポテトが大のお気に入りだった絵本。
思いもよらずたくさんの種類の車が出てきますし、見立て遊びの楽しさに溢れています。
事故があったりレッカー車が出てきたり、本格的なんです。

同じように真似して遊びたくなりますよね!

ポテト(長男)
ポテト(長男)

すっごく好きだった!
ぼくのいちばんお気に入りはコレ。

こぐまちゃんのみずあそび

こぐまちゃんがお庭で水遊び。じょうろやホースでダイナミックに遊んで泥んこになります。お風呂で洗面器をかぶり、「しゃわーの おと ぱら ぱら ぱらん おもしろい」。子どもらしい発想の遊びが描かれた絵本。

こぐま社「こぐまちゃんのみずあそび」

ホースで水遊びがとっても楽しそうな夏におすすめの1冊。
お花に水やりのページも真似したがったので、小さなじょうろを買ってあげたなあと思い出しました。
お手伝いがいたずら、遊びになっていくのも子どもあるあるですよね。
こんなふうに遊ばせてあげると思い出にのこるんだろうなあ。

こぐまちゃんいたいいたい

積み木が足に落ちたり、階段から滑り落ちたり、お団子の串がささったり…。こぐまちゃんはさまざまな痛い思いをしながら、「今度はどうすればいいのかな?」と考えます。失敗を通して身を守る工夫が生まれます。

こぐま社「こぐまちゃんいたいいたい」

泣いているこぐまちゃんが可哀想で気になっちゃう表紙ですよね。
おはなしの中でも何度もいたい思いをするこぐまちゃん。
子どもたちも身近にある”いたい”に興味津々です。

こぐまちゃんえほん第3集

  • 作 もりひさし
  • 作 わかやまけん
  • 作 わだよしおみ
  • こぐま社
  • 1972年発刊
  • 対象年齢:0歳~

こぐまちゃんありがとう

こぐまちゃんはお手伝いをして、お父さんお母さんに「ありがとう」といわれます。こぐまちゃんが迷子になったとき助けてくれたおじさんに今度は自分から「ありがとう」。「ありがとう」の優しい響きが心に残る絵本。

こぐま社「こぐまちゃんありがとう」

ありがとうって、言われるとうれしい本当に素敵な言葉ですよね。
お手伝いをして言われた「ありがとう」を喜ぶこぐまちゃんに刺激を受け、すぐに真似した子どもたち。
わたしももちろん「ありがとう」!

しろくまちゃんのほっとけーき

しろくまちゃんがホットケーキを作ります。卵を割って、牛乳を入れて…。焼き上がったらこぐまちゃんを呼んで、二人で「おいしいね」。見開きいっぱいに描かれたホットケーキの焼ける場面は、子どもたちに大人気。

こぐま社「しろくまちゃんのほっとけーき」

こぐまちゃんシリーズいちばん人気の作品がこの『しろくまちゃんのほっとけーき』です。
ほっとけーきを作るあのページの食いつき具合!
何度も何度も繰り返し読み聞かせした、我が家にとっても特別な1冊です。

ラテ(長女)
ラテ(長女)

高校生になった今もあのページは覚えてるよ!

冷蔵庫はバージョンアップしている!

この当時の冷蔵庫は二段式のものが主流だったので、そのような冷蔵庫が描かれていました。
しかし版を重ねるうちに電化製品も様変わり。
第26刷で現在のようにシンプルな冷蔵庫に描きかえられたそうです。

こぐまちゃんとふうせん

こぐまちゃんとしろくまちゃんは風船遊び。ロケットのように飛ばしたり、ボンボンついたり、乗ってみたり、お神輿のようにかついだり…。大好きな風船を使って、次々にいろんな遊び方を発見していきます。

こぐま社「こぐまちゃんとふうせん」

ふうせんも子どもたちがだいすきなもの。
このシリーズは本当に幼児が興味を持つものに特化していますので外しません。
割れるシーンは目をまん丸くして反応していました。
表紙の風船のデザインも素敵ですよね!

こぐまちゃんえほん第4集

  • 作 もりひさし
  • 作 わかやまけん
  • 作 わだよしおみ
  • こぐま社
  • 1973年発刊
  • 対象年齢:0歳~

こぐまちゃんのどろあそび

子どもたちが大好きなどろんこ遊び。こぐまちゃんも、スコップで穴を掘ったり、お団子を作ったりと夢中です。ところが、しろくまちゃんがやってきて、並べた泥団子を踏んでしまったことからケンカになって…。

こぐま社「こぐまちゃんのどろあそび」

今の子どもたちは砂場とはかなり縁遠くなってしまったかもしれません。
こんなふうにどろんこで遊ぶことはきっと、子どもにとっても最高に楽しいですよね。
いつか経験させたいと思いつつ、しないまま大きくなってしまいましたw

ちょっとしたことからお友達とケンカになり、仲直りするまでもリアル。
こうやって絵本で体験できるのはいいですね。

しろくまちゃんぱんかいに

お母さんと買い物に行ったしろくまちゃん。途中、抱っこでポストに手紙を入れたり、ケーキを買ってもらえずに泣いたり。帰りには公園のすべり台に夢中になったり…。そんな姿が子どもたちの共感を呼んでいます。

こぐま社「しろくまちゃんぱんかいに」

子どもとお買い物へいったときの「あるある」が詰め込まれています。
手紙を投函したがったり、何でも欲しがったり。
遊具で遊んでなかなか帰らないとか親にとっても「あるある」なので、こちらまで共感しちゃいます。

こぐまちゃんおやすみ

もう寝る時間。こぐまちゃんは、テレビを消して、パジャマに着替え、歯をみがきます。お父さんとおすもうをとった後は、お母さんに絵本を読んでもらって「おやすみなさい」。寝る前の楽しいひとときを描きます。

こぐま社「こぐまちゃんおやすみ」

こぐまちゃんの寝る前のルーティンを描いた、こぐまちゃんシリーズの終点。
おはようから始まって、おやすみで終わるシリーズとして計画されていたんですね。
テレビがレトロだけどこちらは描き直されなかったようです。

こぐまちゃんシリーズ 別冊

  • 作 もりひさし
  • 作 わかやまけん
  • 作 わだよしおみ
  • こぐま社
  • 1977年発刊
  • 対象年齢:0歳~

さよなら さんかく

「さよなら さんかく またきて しかく…」。おなじみのことば遊びを楽しく展開した絵本。元歌の「四角は豆腐 豆腐は白い」の連想ばかりでなく、四角のページでは四角い形の物がたくさん描かれています。

こぐま社「さよならさんかく」

「さよならさんかく」というわらべうたを元に描かれた絵本。
連想ゲームのように楽しめます。
絵がいろいろ描いてあるので、これは〇〇!と楽しんでいた子どもたちです。

ひらいた ひらいた

子どもたちが大好きなわらべうた「ひらいた ひらいた なんの花が ひらいた」。この元の歌に加えて「泣いた・笑った」などの反対の意味になることばを楽しい絵で展開。節をつけてうたえば、子どもはニコニコ。

こぐま社「ひらいたひらいた」

こちらもわらべうたが題材ですが、今の親世代も馴染みがあまりなくなってしまった歌なので反応はイマイチ。
最初はわたしもちゃんと歌ってあげられませんでしたw

たんじょうびおめでとう

今日はこぐまちゃんの3歳の誕生日。一人でできることも増えました。「大きくなったんだ!」そんな自信と誇りに満ちた様子が、子どもたちの共感を呼んでいます。最後にプレゼントの大きな箱を開けると中には…。

こぐま社「たんじょうびおめでとう」

我が家では特に次女のイチゴと長男のポテトがこぐまちゃんシリーズ全制覇するほど大好きでした。
なので3歳のお誕生日には二人ともこの絵本を読み聞かせしましたよ。
3歳になったこぐまちゃんと「いっしょだ!」とわたしの方を振り向いたときの嬉しそうな顔は今も思い出せます。

ぜひ、3歳のバースデーにはこの絵本を読んであげてください!

マイタケ
マイタケ

こぐまちゃんえほんシリーズはこの15冊で完結です!

はじめてのこぐまちゃん

「こぐまちゃんえほん」の赤ちゃん向けボードブック版です。
出産祝いにもおすすめの絵本!

  • 作 わかやまけん
  • こぐま社
  • 1994年発刊
  • 対象年齢:0歳~

じどうしゃ

「こぐまちゃんえほん」のあかちゃん版。丈夫で良質な厚紙を使った小型のボードブックです。
幼い子どもたちは乗り物が大好き。この絵本では、身近な乗用車からはじまり、はたらく自動車が次々に登場。バス、パトロールカー、救急車、はしご車、パワーショベル、ダンプカー、どれも魅力的な形です。

こぐま社「じどうしゃ」

いろいろな自動車がこぐまちゃんの絵らしく描かれています。
このシリーズは赤ちゃんが一人で読んでいても安心できる素材なのでありがたい。
我が家の長男ポテトも指さしながら読んでいました。

たのしいいちにち

朝ご飯、はみがき、砂遊び、お風呂、おやすみなさい。あかちゃんの一日の生活を描いた絵本。こぐまちゃんの行動が左ページに描かれ、使われる道具が右ページに描かれていて、赤ちゃんのおしゃべりを誘います。

こぐま社「たのしいいちにち」

おはようからおやすみまで、こぐまちゃんシリーズをぎゅっと濃縮したような1冊。
まさにはじめてのこぐまちゃんにぴったりな絵本です。
左右のページで探したりして遊んでいましたね。

どうぶつ

たくさんの動物たちが1ページごとに描かれた絵本。ヒヨコ、ウサギ、猫、犬などの身近にいる動物から、サル、ライオン、キリン、ゾウ、カバなど動物園にいる動物まで、赤ちゃんが大好きな動物たちが登場します。

こぐま社「どうぶつ」

これは我が家の次女イチゴが大のお気に入りだった1冊です。
赤ちゃんの時、車でお出かけのときもずーっと一緒でした。
ポテトの時にはもうボロボロでしたねw

イチゴ(次女)
イチゴ(次女)

赤ちゃんの時だからさすがに記憶にないよ…
でもこぐまちゃんシリーズは大好き!

こんなのもある、こぐまちゃん

人気のロングセラーシリーズなので、プレゼントにぴったりのセットも豊富!
出産祝いや誕生日プレゼントにおすすめな、わたしがもらって嬉しいものをピックアップしました!

出産祝い向け

学生時代の友人、ママ友、職場の方…
毎回毎回悩んじゃう出産祝いの選択肢に。

こぐまちゃんおでかけセット

ミニサイズの『しろくまちゃんのほっとけーき』と『こぐまちゃんとどうぶつえん』にかわいいバッグのセットです。
お出かけ用の絵本としてきっと喜ばれると思います!

こぐまちゃん育児ダイアリー

わたしはいつも産院でいただいた粉ミルク会社提供のものを使っていたんですがw
こんなにカワイイ育児ダイアリーがあるなら使いたかった~!!
見返すときも気分が上がりますよね。

誕生日プレゼント向け

我が子への誕生日プレゼントだけではなく、友達のお子さんとか親戚とか。
ちょっとしたプレゼントにおすすめのものたちです。

しろくまちゃんのほっとけーき 夢のふくふくセット

絵本だけじゃなく、しろくまちゃんとほっとけーきのぬいぐるみがセットになったまさに夢のセット!
ほっとけーきのぬいぐるみで一緒に遊ぶ様子が目に浮かびますね!

絵本のつみき

このシリーズはやっぱりかわいいですよね。
しろくまちゃんのほっとけーきバージョンもあるし、他の絵本も色々あって集めたくなります!

ポテト(長男)
ポテト(長男)

ぼくの大好きな14ひきのシリーズも見てみて!

コメント

タイトルとURLをコピーしました