
日本でいちばん読まれているシリーズ絵本ってなんだろう?
やっぱり子どもたちに大人気のあのキャラクターかな?
こちらのランキング記事でも扱いましたが、日本でいちばん売れている絵本単行本は松谷みよ子さんの『いないいないばあ』です。
作品ごとでいうと『はらぺこあおむし』になります。
では、シリーズで人気の絵本ってどれなんでしょう?
今回は日本のシリーズ絵本累計発行部数を調べてみました!
シリーズ絵本の日本累計発行部数ランキング
累計発行部数は詳細な数字が発表されておらず、出版社による発表や新聞記事などを参考にしました。
また、一番新しい数字を参照するように努めましたが、近年の数字が発表されていないものもあり、参照できる記事のあるもののみカウントしています。
児童書は含めていません。
一目で分かるランキング
| シリーズ名 | 作者 | 累計発行部数 | |
|---|---|---|---|
| 1位 | アンパンマン | やなせたかし | 9000万部以上 |
| 2位 | ミッフィー | ディック・ブルーナ | 5000万部以上 |
| 3位 | ノンタン | キヨノサチコ | 3500万部以上 |
| 4位 | ぐりとぐら | なかがわりえこ おおむらゆりこ | 2630万部以上 |
| 5位 | 松谷みよ子あかちゃんの本 | 松谷みよ子 他 | 1900万部以上 |
| 6位 | あかちゃんのあそびえほん | きむらゆういち | 1430万部以上 |
| 7位 | ウォーリーのえほん | マーティン・ハンドフォード | 1149万部以上 |
| 8位 | こぐまちゃんえほん | わかやまけん、もりひさし わだよしおみ | 1127万部 |
| 9位 | こんなこいるかな | 有賀忍 | 1000万部以上 |
| 9位 | ミッケ! | ジーン・マルゾーロ ウォルター・ウィック | 1000万部以上 |
| 9位 | だるまさん | かがくいひろし | 1000万部以上 |
1.アンパンマン
日本でいちばん売れている絵本シリーズは、『アンパンマン』シリーズです。
やっぱり!!な結果ですが、累計発行部数は9000万部以上!
でもこれ、フレーベル館刊行分だけの数字なんです。
アンパンマンの絵本は小学館などからも刊行されているので、そちらを含めるともっと数は増えるでしょうね。
アンパンマン人気は日本だけ!?
日本全国にアンパンマンミュージアムを展開し、書店だけでなく玩具屋やスーパーでもまず見かけないことはないほど人気のアンパンマン。
でも、日本のアニメや漫画、キャラクターが世界で人気なのに、アンパンマンだけは知名度が比例しません。
その理由としては、困っている人に自分の顔をあげるという自己犠牲精神が馴染めないからでは?
あんぱんが日本のものだから主役として馴染めないのでは?
など色々挙げられています。
もしアンパンマンが世界で人気となれば、その膨大なコンテンツ量からいっても世界一人気のシリーズになるかもしれません。
2.ミッフィー
日本で2番目に売れている絵本シリーズは『ミッフィー』シリーズです。
これまでに5000万部以上発行されている大人気シリーズ。
ちなみに全世界では8500万部、世界7位の売上です。
最近では長崎県にあるハウステンボスがミッフィーと大型コラボを展開して話題になっています。

「うさこちゃん」と「ミッフィー」はどちらが正しい?
結論から言うと、どちらも正しいです。
オランダ生まれのミッフィーは原語では「ナインチェ・プラウス」といいます。
直訳すると「ふわふわのうさちゃん」。
訳者の石井桃子さんはこれを「うさこちゃん」と訳したので、日本版は「うさこちゃん」シリーズなのです。
しかしイギリス版を出すときに、誰にでも発音しやすいように「Miffy」と訳されました。
それをそのまま訳したのが講談社版の「ミッフィー」シリーズです。
テレビアニメもミッフィーの名でされたこともあり、世界的にもミッフィーの方が有名になっています。
ですが、日本では「うさこちゃん」のように、各国それぞれに本当は親しみやすい名前で翻訳されていたんですね。
3.ノンタン
日本で3番目に売れている絵本シリーズは『ノンタン』シリーズです。
2024年時点で3500万部を突破しています。
小さい頃読んでもらった!という親御さんも多いのでは?
こども園などでも多く読まれてきたシリーズです。

わたくしマイタケ、年長さんの時の発表会はノンタンが題材でした!
うさぎさん役の一人だったことを覚えています
『ノンタンぶらんこのせて』から始まるあそぼうよシリーズは全23冊刊行しています。
また、赤ちゃん向けとして赤ちゃん版ノンタンも全9冊あります。
全部揃えるのはなかなか大変ですが、プレゼントにオススメなセットもあります。
ケースも可愛いので、贈り物にぴったりです。
赤ちゃん版の6冊セットもありますよ。
ノンタンに耳の聞こえない妹がいるって知ってた?
そもそも、ノンタンに妹がいるのはご存知でしたか?
ノンタンの誕生25周年を記念して2001年に出版された『ノンタンいもうといいな』で登場したタータンです。
この作品以降頻繁に登場してくるタータンは、作品中では明言されていませんが、耳が聞こえないという設定があります。
これは無料配布された「まるごとノンタンブック」の中で明かされています。
知らずに読めば幼いだけだと思うかもしれませんが、実はハンディキャップがある子も普通に一緒に遊んでいるという多様性のある社会も含まれていたんですね。
4.ぐりとぐら
日本で4番目に売れている絵本シリーズが、『ぐりとぐら』です。
シリーズ累計発行部数は2630万部以上!
ぐりとぐらのお話のシリーズは合計で7冊あります。
全7冊がカワイイケースに入ったセットは、プレゼントにもおすすめ。
あの憧れのカステラ、作ってみる??
ぐりとぐらといえば、やっぱりあの大きなカステラ!!
出版元の福音館書店では、なんとあのカステラのレシピを公開しています。
➤ 絵本に出てくる料理が食べたい!を叶えるレシピまとめ
シリーズ一覧
5.松谷みよ子あかちゃんの本
日本で5番目に売れている絵本シリーズが、『松谷みよ子あかちゃんの本』シリーズ。
日本でいちばん売れている絵本『いないいないばあ』を含むシリーズです。
『いないいないばあ』だけで735万部、シリーズ9冊の累計は1900万部以上!
3冊ごとのセットもあり、出産祝いの絵本としては定番かもしれませんね。

マイタケのオススメはあえて『いないいないばあ』を含まないBセット!
こちらだと被る確率も低めで、“分かってる”感のある贈り物になりそう。
6.あかちゃんのあそびえほん
日本で6番目に売れている絵本シリーズは『あかちゃんのあそびえほん』シリーズ。
シリーズ累計で1430万部以上の売り上げを記録しています。
中でも『いないいないばああそび』は250万部、『ごあいさつあそび』は200万部という人気っぷり。
書店でも常に平置きされている人気しかけ絵本シリーズです。
生活の中にある身近なものをあそびとして題材にしているのが印象的です。
刊行から40年近く経っているので絵のレトロ感はありますが、今も新作が定期的に出ています。
最新作は2023年4月に発刊されたありがとうとごめんなさいがテーマのこちら。
縦開きが新鮮!なしかけ絵本
絵本といえば、本といえば横開きが当たり前の中で、この縦開きのしかけ絵本は発売当時かなりのチャレンジだったそうです。
だけどもう、このシリーズといえば縦開きのイメージですよね!
特に最初にできた『ごあいさつあそび』のペコリというおじぎは縦開きのしかけならではです。
7.ウォーリーのえほん
日本で7番目に売れている絵本シリーズは『ウォーリー』シリーズです。
日本でのシリーズ累計発行部数は1149万部を記録しています。
ちなみに世界では7500万部以上を記録しており、世界10位という数字。
探す系の絵本といえばウォーリーシリーズですよね。

ぼくもウォーリーがだいすき!
シリーズ全部制覇したよ!!
ウォーリー、なんとルーペ(虫眼鏡)付きのセットもあるんですよ!
本のサイズが小さめなので、こちらのセットには探しやすいようにルーペがついています。
ウォーリー好きのお子さんなら大喜びですね。
世界各地でのWALLYの呼び方は??
イギリスでの原題は『WHERE’S WALLY?』、日本では『ウォーリーをさがせ!』
では、他の国ではウォーリーという名前はどう訳されているのでしょう?
・アメリカやカナダ(英語):ウォルド
あそトピ「【ここだけの話・後編】絵本『ウォーリーをさがせ!』35周年|知られざるヒットの裏側をさがせ!」
・中国語:ウィリー
・フランス語:シャルリ
・ドイツ語:ウォルター
・ノルウェー語:ウィリー
・ベトナム語:ヴァンラング
・スウェーデン語:ヒューゴ
・アラビア語:アレフ
・ヘブライ語:エフィ
・ヒンディー語:ヘティ
・トルコ語:アリ
WALLYをそのまま訳しているのではなく、その国ごとに馴染みのある名前に訳されています。
さらにウォーリーの性格も各国で違いがあるんですよ!
柔軟に翻訳されているというべきか、探されているのにはワケがあると思うべきか、悩むところです。
8.こぐまちゃんえほん
日本で8番目に売れている絵本シリーズは『こぐまちゃん』シリーズです。
代表作『しろくまちゃんのほっとけーき』だけでも343万部、シリーズ合計で累計1127万部以上!
おはなしのシリーズが15冊、赤ちゃん向けの「はじめてのこぐまちゃん」が3冊、お出かけ用セットや点字絵本も含め全22種類のシリーズです。
カラフルな絵とカワイイこぐまちゃん、しろくまちゃんは一度読んだら大好きになっちゃいますね。
ホットケーキを焼くあのシーン、実際に七輪で焼いた!?
こぐまちゃんシリーズは3人の作者と、1人の編集者の4人で作られた絵本です。
4人のこだわりはとにかくリアルの追求だったようで、『しろくまちゃんのほっとけーき』を作る際には社内で実際に七輪を使ってホットケーキを焼いてみたそうです。
その時に聞こえた音をもとにあのページが作られました。
シリーズ一覧
9.こんなこいるかな
日本で9番目に売れている絵本シリーズが『こんなこいるかな』です。
昔「おかあさんといっしょ」で放映されていたショートアニメのシリーズなんです。
シリーズ累計1000万部以上の売り上げを記録している、Eテレアニメ最大のヒット作なんです。
現在は2015年に新装版として日本図書センターから出版されたものがあります。
上で紹介しているのは12人のお話が1冊で読めますよ!
2026年3月、アニメも復活!
もう観ている方も多いでしょう、2026年3月末から「おかあさんといっしょ」内のアニメとして「こんなこいるかな」が帰ってきました!
ぜひ、絵本も一緒に楽しんでくださいね。
9.ミッケ!
同じく9位となったのが『ミッケ!』です。
こちらも1000万部を突破しているお馴染みの大人気探し絵本シリーズ。
うちの末っ子は特に大好きで、病院の待ち時間はこれがお供でした。
なのでポケット版が出てくれているのもありがたいんです。
↓クリスマスプレゼントにぴったりなセットもあるんですよ!
9.だるまさん
同じく9位にランクインしたのが『だるまさん』シリーズ。
2025年2月、見事にシリーズ累計発行部数1000万部を突破しました!
何がスゴイって、2008年から17年というスピードもさることながら、シリーズ3冊で1000万部超え!
しかも今もなお、毎年60万部ずつ売り上げを伸ばしているのです。
これからどんどん上位へと進んでいくことが間違いナシ、大人気のシリーズです。
対象年齢別人気シリーズ絵本
シリーズ絵本ランキング上位の人気作品を、対象年齢別に分けてみました!
お子さんの年齢に合わせて選んでみてください。



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