
ディズニー映画のシンデレラって、原作があるんでしょ?

そうだねえ、シャルル・ペローやグリム兄弟の物語が有名だね
ディズニー映画は好きだけど、元ネタのお話は知らない…なんて方、大人にもきっといますよね。
日本の昔話だけでなく世界の名作に触れることは、子どもにとっても大人にとっても知識の世界を広げてくれること。
今回は誰もが知っている世界の名作の中から代表的な26話を選び、あらすじや教訓をまとめてみました!
世界の名作童話一覧表
代表的な26話を一覧表にしてみました。
詳しく知りたいお話があれば、タイトルをクリックしてみてください。
| シンデレラ | 魔法とガラスの靴をきっかけに、意地悪な継母たちにいじめられる日々から大逆転して幸せを掴むお話 |
| 白雪姫 | 魔女の毒リンゴで眠らされるも、小人たちの優しさと王子の愛で呪いが解けるお話 |
| 眠り姫 | 魔女の呪いで100年の眠りについたお姫様が、王子のキスで目を覚ますお話 |
| 人魚姫 | 人魚の姫が人間の王子への愛のために声を失い人間になる、切なくも美しい愛のお話 |
| おやゆび姫 | 小さな姫が色々な動物に連れ去られながらも、最後に花の国で幸せになるお話 |
| 赤ずきん | おばあさんのお見舞いに向かう途中でオオカミに騙されるも、最後は狩人に助けられるお話 |
| 三匹のこぶた | 頑丈なレンガの家を作ったこぶた兄弟の末っ子が、オオカミの襲撃を防ぎ知恵で勝つお話 |
| おおかみと七ひきのこやぎ | オオカミに飲まれた子ヤギたちを、母ヤギが知恵とハサミで救い出すお話 |
| ヘンゼルとグレーテル | 森に捨てられた兄妹が、お菓子の家で魔女を機転でやっつけて生還するお話 |
| ジャックと豆の木 | 魔法の豆から天まで伸びた木を登り、人喰い巨人の宝を持ち帰る冒険譚 |
| 長靴をはいた猫 | 貧しい主人のために、賢い猫が知恵とハッタリで大金持ちにするお話 |
| ピノキオ | 嘘をつくと鼻が伸びる人形が、様々な失敗を経て本物の人間の子になるお話 |
| オズの魔法使い | 竜巻で飛ばされたドロシーが、仲間と共に願いを叶えに都を目指す冒険譚 |
| アラジンと魔法のランプ | 不思議なランプの魔人の力を借り、貧しい少年が愛と幸せを掴むお話 |
| くるみ割り人形 | クリスマスの夜に命を宿した人形と少女が、ねずみの王様と戦う幻想的なお話 |
| うさぎとかめ | 油断して眠ってしまったうさぎに、地道に歩き続けたかめが勝つお話 |
| 北風と太陽 | 旅人の上着を脱がせる勝負で、無理矢理ではなく温かさで包んだ太陽が勝つお話 |
| 金の斧・銀の斧 | 泉に斧を落とした正直者が、神様から正直さを褒められて宝を授かるお話 |
| ありとキリギリス | 夏にせっせと働いたアリと、歌って過ごして冬に困ったキリギリスのお話 |
| おおかみ少年 | 嘘を繰り返した少年が、本当にオオカミが来た時に信じてもらえず羊を失うお話 |
| ブレーメンの音楽隊 | 居場所を失った老動物たちが、泥棒を驚かせて自分たちの家を手に入れるお話 |
| 裸の王様 | 愚か者には見えない布を信じた王様が、裸でパレードしてしまうお話 |
| みにくいアヒルの子 | 周りと違う姿で生まれいじめられ続けたアヒルの子が、実は美しい白鳥だったお話 |
| 金のがちょう | がちょうに触れて離れなくなった人々の行列で、笑わないお姫様を笑わせるお話 |
| 幸福な王子 | 自分の体の宝石を貧しい人へ届けてもらう王子の像と、相棒のツバメの切なくも美しい友情のお話 |
| ハーメルンの笛吹き男 | 約束を破った街の人々に怒った笛吹き男が、子どもたちを連れ去ってしまうお話 |

日本の有名な昔話一覧はこちらからどうぞ!
憧れの世界!きらびやかなお姫様と王子様のお話
シンデレラ
シンデレラの一般的なあらすじ
美しいシンデレラは、意地悪な継母や姉たちにいじめられながら、辛い毎日を過ごしていました。
ある夜、お城の舞踏会に行けず泣いていると魔法使いが現れ、美しいドレスとガラスの靴を授けてくれます。
お城で王子様と夢のような時間を過ごしますが、魔法が解ける12時の鐘に焦り、ガラスの靴を片方落としてしまいます。
王子は落とし主を探し出し、靴が足にぴったり合ったシンデレラと結ばれ、二人は幸せに暮らしました。
シンデレラの登場人物
シンデレラ、継母、二人の姉、魔法使い、王子様
シンデレラの教訓
どんなにつらい環境でも希望を捨てずに前を向いていれば、必ず手を差し伸べてくれる人が現れるということ
シンデレラの代表的絵本
何より、特に女の子たちの心を掴んで離さないのはガラスの靴とかぼちゃの馬車という魔法のシーンですよね。
こちらの絵本では美しい絵とともに幻想的なシーンを楽しめます。
白雪姫
白雪姫の一般的なあらすじ
美しく心優しい白雪姫は、その美しさを妬んだ継母王妃から命を狙われ、命からがら森の奥へと逃げ込みます。
森で暮らす個性豊かな七人の小人たちに温かく迎えられ、白雪姫は彼らと一緒に楽しく暮らし始めます。
しかし、姫が生きていると知った継母は物売りの老婆に化けて現れ、言葉巧みに毒リンゴを白雪姫に食べさせてしまいます。
毒で深い眠りに落ちてしまった白雪姫でしたが、通りかかった王子のキスによって毒リンゴが口から飛び出し、目を覚ました二人は幸せに暮らしました。
白雪姫の登場人物
白雪姫、継母、七人の小人、王子様
白雪姫の教訓
純粋で誠実な心を持っていれば必ず助けてくれる人が現れるということ
白雪姫の絵本
白雪姫はやはりディズニー版のイメージが強く、絵本も実はあまり多くありません。
その中でも西村書店のこの絵本は、グリム童話をもとに丁寧に描かれています。
眠り姫
眠り姫の一般的なあらすじ
誕生のお祝いに招かれなかった悪い魔女から「15歳になったら紡ぎ針に刺されて死ぬ」という呪いをかけられてしまいます。
心優しい魔法使いのおかげで「100年の眠りにつく」へと呪いは変わりますが、15歳の年、姫は予言通り針に刺されてしまい眠りに落ちます。
お城全体が深いイバラに包まれて100年が経った頃、勇敢な王子がイバラをかき分けて城へとたどり着きます。
王子が眠っている姫にキスをすると姫は目を覚まし、お城の人々も同時に目を覚まして二人は幸せに暮らしました。
眠り姫の登場人物
眠り姫、王様、お妃様、悪い魔女、優しい魔女、王子様
眠り姫の教訓
どんなに恐ろしい災いが降りかかっても、絶望せずに時を待てば、必ず救いの手や明るい未来が訪れるということ
眠り姫の代表的絵本
ホフマンの繊細で美しい絵が、お話の魅力をグッと引き立ててくれている絵本です。
親世代から長く愛されているロングセラーの作品です。
人魚姫
人魚姫の一般的なあらすじ
人間の王子に恋をした人魚姫は、海の魔女と契約し、美しい声と引き換えに人間の足を手に入れます。
お城で王子と再会できたものの、声を失った人魚姫は、自分が命の恩人であることを王子に伝えることができません。
王子は別の国の姫を命の恩人と勘違いして結婚してしまい、絶望した人魚姫の前に姉たちが「王子を刺せば人魚に戻れる」とナイフを渡します。
しかし、愛する王子を殺せなかった人魚姫は、自ら海へと身を投げ、静かに美しい泡となって消えていきました。
人魚姫の登場人物
人魚姫、人間の王子、海の魔女、人魚の姉たち、隣国の王女
人魚姫の教訓
本当の愛や大切な思いは、見返りを求めず相手の幸せを願う尊いものであるということ
人魚姫の絵本
人魚姫といえばアリエル、というお子さんも多いと思いますが、いわさきさんの描く人魚姫も美しくて切なくて、また違った良さがあります。
大人もグッとくる哀しいお話ですが、きっと心に残る1冊になるはず。
おやゆび姫
おやゆび姫の一般的なあらすじ
子供のいない女性が育てたチューリップから親指サイズの可愛い女の子が生まれましたが、ヒキガエルやコガネムシに誘拐され、数々の望まない結婚の危機に直面します。
その後、身を寄せた野ネズミの家でも裕福なモグラとの結婚を迫られますが、以前自分が命を救ったツバメの背中に乗って間一髪で脱出します。
たどり着いた花の国で美しい王子様からプロポーズされた彼女は、花の女王となり末永く幸せに暮らしました。
おやゆび姫の登場人物
おやゆび姫、お母さん、魔法使い、ヒキガエルの親子、コガネムシ、野ネズミのおばあさん、モグラ、ツバメ、花の国の王子
おやゆび姫の教訓
親切とあきらめない心が、自らの手で本当の幸せを切り拓く力になるということ
おやゆび姫の絵本
いわさきちひろさんの美しく儚い水彩の絵が素敵な1冊です。
昔からある名作が、新装版になっています。
ハラハラドキドキ!ヨーロッパの定番昔話
赤ずきん
赤ずきんの一般的なあらすじ
赤ずきんは、病気のおばあさんのお見舞いに向かう途中、森で出会ったずる賢いオオカミに騙されて寄り道をしてしまいます。
その間にオオカミはおばあさんの家に先回りし、おばあさんを一口で飲み込んで食べてしまい、おばあさんのフリをしてベッドで待ち伏せます。家に到着した赤ずきんもオオカミの正体に気づけないまま、油断して一緒に飲み込まれてしまいました。
満腹で眠るオオカミに気づいた通りすがりの狩人が、お腹をハサミで切り裂いて二人を無事に救い出し、代わりに石を詰め込んでオオカミを退治しました。
赤ずきんの登場人物
赤ずきん、お母さん、オオカミ、おばあさん、狩人
赤ずきんの教訓
知らない人の甘い言葉に簡単に騙されて油断してはいけないということ
赤ずきんの絵本
1976年の岩波子どもの本なので、言葉遣いはレトロでクラシカルな感じは否めません。
ですが、アニメではない絵の美しさ、お話に潜む怖さはこういった絵本ならではのもの。
ぜひ一度読んでみてほしい絵本です。
三びきのこぶた
三びきのこぶたの一般的なあらすじ
親離れをして独立した三匹のこぶたの兄弟は、それぞれ自分の家を建てることになり、長男はワラ、次男は木の枝で簡単に家を作ります。一方で、働き者の末っ子だけは時間と手間をかけて、とても頑丈なレンガの家を作り上げました。
そこへお腹を空かせたオオカミが現れ、長男のワラの家と次男の木の家を息で吹き飛ばして、二匹を食べてしまいます。末っ子のレンガの家はオオカミのどんな攻撃にもビクともしない頑丈な家で、その知恵によって見事にオオカミを撃退しました。
三びきのこぶたの登場人物
長男ブタ、次男ブタ、末っ子ブタ、オオカミ
三びきのこぶたの教訓
目先の楽さに流されず、将来の危険に備えて地道にコツコツと努力や準備をすることが大切であるということ
三びきのこぶたの代表的絵本
こちらも1967年の作品とかなり昔なので、昔話のマイルド化がされる前のものになっています。
三びきとも助かるマイルド版も増えていますが、こちらは兄たちは食べられてしまいます。
おおかみと七ひきのこやぎ
おおかみと七ひきのこやぎの一般的なあらすじ
お留守番を頼まれた七匹の子ヤギたちのもとに、お母さんヤギのふりをしたオオカミがやってきて家に入ろうとします。子ヤギたちは声や手の白さで見分けようとしますが、オオカミはチョークを飲んで声を替え、手に小麦粉を塗って騙し、ついに家へ侵入します。
柱時計の中に隠れた末っ子以外の六匹の子ヤギは、あっという間にオオカミに丸呑みにされてしまいました。
帰宅したお母さんヤギは末っ子から事情を聞き、満腹で眠るオオカミのお腹をハサミで切り裂いて子どもたちを救い出し、代わりに石を詰め込んで退治しました。
おおかみと七ひきのこやぎの登場人物
お母さんヤギ、七匹の子ヤギ、オオカミ、
おおかみと七ひきのこやぎの教訓
お留守番のときは相手の見た目や言葉を疑い、しっかりと正体を確かめるまでは決して油断してはいけないということ
おおかみと七ひきのこやぎの代表的絵本
ロングセラーの定番作品なので懐かしさを感じる方も多いでしょう。
ホフマンの絵はリアリティがあってオオカミの怖さも引き立ち、お話のハラハラドキドキを高めてくれる名作です。
ヘンゼルとグレーテル
ヘンゼルとグレーテルの一般的なあらすじ
貧しさのために実の親から森の奥に置き去りにされてしまった兄のヘンゼルと妹のグレーテルは、迷子の末にお菓子の家を見つけます。大喜びで食べていると、住人である目の悪い人喰い魔女に捕まり、ヘンゼルは檻に閉じ込められ、グレーテルは労働を強いられます。
魔女はヘンゼルを太らせて食べようとしますが、ヘンゼルは骨を差し出して痩せているフリをし、時間を稼ぎながらチャンスを待ちます。
ある日、竈の温度を確かめるフリをして近寄ってきた魔女を、グレーテルが後ろから突き飛ばして竈に閉じ込め、二人はお宝を持って無事に家に生還しました。
ヘンゼルとグレーテルの登場人物
ヘンゼル、グレーテル、父、母、魔女
ヘンゼルとグレーテルの教訓
甘い話は警戒することと、困難な状況でも知恵と勇気で乗り越えることができるということ
ヘンゼルとグレーテルの絵本
ヘンゼルとグレーテルといえば、お菓子の家ですよね!
こちらの絵本はお菓子の家がとってもおいしそうでかわいいので、お子さんの食いつきがいいと思います。
ジャックと豆の木
ジャックと豆の木の一般的なあらすじ
貧しい少年ジャックは、家の牛を売りに行く途中で、不思議な魔法の豆と交換してしまいます。怒った母親は豆を窓の外へ捨てますが、翌朝になると巨大な豆の木が天まで伸びていました。
ジャックは勇気を出して木を登り、雲の上の巨人の城から様々な宝を持ち帰ることに成功します。最後は追いかけてきた巨人を退治するために豆の木を切り倒し、お母さんと幸せに暮らしました。
ジャックと豆の木の登場人物
ジャック、お母さん、巨人、巨人の妻
ジャックと豆の木の教訓
勇気を持って一歩踏み出すことで、人生を大きく変えるチャンスを掴めるということ
ジャックと豆の木の絵本
お話はよく知られている割に、絵本は少なめ。
こちらはアニメ系やマイルド系に抵抗がある方にもオススメしやすい、正統派の絵本です。
長靴をはいた猫
長靴をはいた猫の一般的なあらすじ
貧しい粉ひき屋の末息子は、遺産として一匹の猫だけを受け取り、すっかり落胆していました。しかしその猫は長靴を履き、主人のために次々と知恵を働かせる不思議な猫でした。
猫は主人を立派な貴族と偽って王様の信用を得ると、さらに恐ろしい巨人を機転で倒します。まんまと手に入れた立派なお城で、主人はお姫様と結婚して幸せに暮らすことができました。
長靴をはいた猫の登場人物
長靴をはいた猫、粉ひき屋の息子3人、王様、お姫様、巨人
長靴をはいた猫の教訓
知恵や工夫は、時に武力や財産以上に大きな武器になるということ
長靴をはいた猫の代表的な絵本
長く読み継がれている作品なので、懐かしさを感じますが、色褪せた感じはありません。
フィッシャーの躍動的な絵も、今の子どもたちもきっと気に入るはずです。
夢と魔法がいっぱい!世界各地の名作童話
ピノキオ
ピノキオのあらすじ
木彫り職人のゼペットじいさんが作った操り人形のピノキオは、不思議な力で命を与えられます。しかし誘惑に弱いピノキオは、学校をサボったり嘘をついたりして次々と騒動を巻き起こしました。嘘をつくたびに鼻が伸びるなどの失敗を繰り返す中で、ピノキオは少しずつ誠実さを学びます。
最後はゼペットじいさんを助けるために命がけの行動を取り、念願の本物の人間になれました。
ピノキオの登場人物
ピノキオ、ゼペットじいさん、コオロギ、キツネとネコ、妖精
ピノキオの教訓
嘘や楽な道ばかり選んでいると大切なものを失うが、失敗から学んで成長すればやり直せるということ
ピノキオの絵本
ピノキオといえばディズニー映画のイメージ、という方にこそ読んでいただきたい絵本です。
大人も夢中になってしまう、重厚な1冊。
オズの魔法使い
オズの魔法使いのあらすじ
少女ドロシーは、大きな竜巻によって愛犬と一緒に不思議なオズの国へ飛ばされてしまいます。元の世界へ帰る方法を探すため、願いを叶えてくれるという偉大な魔法使いに会いに行く旅へ出発しました。
旅の途中で知恵や心や勇気を欲しがる仲間たちと出会い、力を合わせながら困難を乗り越えていきます。最後に彼らは、自分たちが求めていたものは最初から自分の中にあったことに気づき、幸せになりました。
オズの魔法使いの登場人物
ドロシー、愛犬トト、かかし、ブリキの木こり、ライオン、オズの魔法使い
オズの魔法使いの教訓
本当に大切な力や価値は、実は自分自身の中にすでに備わっているということ
オズの魔法使いの絵本
元が児童文学なので児童書や、もしくはアニメ系の絵本が多い印象の中でこちらは読みやすくまとめられた絵本です。
もしくは、ロバート・サブダの飛び出す仕掛け絵本も人気です。
アラジンと魔法のランプ
アラジンと魔法のランプのあらすじ
貧しい少年アラジンは、怪しい魔法使いに騙され洞窟の奥にある古いランプを取ってくるよう命じられますが、洞窟に閉じ込められます。アラジンはランプから現れた強大な魔人の力を知り、窮地を脱出します。
アラジンは魔人の力を借りて豪華なお城を建て、美しい王女と結ばれますが、魔法使いにランプを奪われてすべてを失ってしまいます。
それでもアラジンは知恵と勇気で魔法使いに立ち向かい、ランプを取り戻して再び幸せを手に入れました。
アラジンと魔法のランプの登場人物
アラジン、王女、ランプの魔人、魔法使い、王様
アラジンと魔法のランプの教訓
幸運や他人の力に頼るだけでなく、自分の頭で考え、誠実に努力して成長することが大切であるということ
アラジンと魔法のランプの絵本
11ぴきのねこでお馴染み、馬場のぼるさんの作品です。
長いお話ですがお話はもちろん面白いし、なんだかちょっと気の抜けたアラジンがいい味出している絵本です。
くるみ割り人形
くるみ割り人形のあらすじ
クリスマスイブの夜、少女クララは名付け親から不思議なくるみ割り人形をプレゼントされます。
その夜、人形は突然命を持ち始め、襲いかかってきたネズミの王様率いる軍隊との戦いが始まりました。クララが勇気を出して人形を助けると、勝利したくるみ割り人形は美しい王子の姿へと変わります。
二人はお菓子の国へ旅をして夢のような時間を過ごし、クララは朝のベッドで幸せに目を覚ましました。
くるみ割り人形の登場人物
クララ、くるみ割り人形、ネズミの王様、ドロッセルマイヤー、金平糖の精、フリッツ
くるみ割り人形の教訓
想像力や純粋な心は、日常を特別で美しい世界へ変えてくれるということ
くるみ割り人形の絵本
くるみ割り人形の絵本は、意外と多くあるんです。
その中でもこちらは、小さな子にも違和感なく読み聞かせられる内容でおすすめです。
大人でも楽しめる原作に近い内容の絵本なら、いせひでこさんが絵を担当したこちらがおすすめ。
イソップ寓話の世界!人生の教訓を伝えるお話
うさぎとかめ
うさぎとかめのあらすじ
足の速いうさぎは、のんびり歩くかめを見て、そんな遅さで自分に勝てるわけがないと馬鹿にします。するとかめはうさぎに競走を申し込み、二匹は山の頂上を目指して走ることになりました。
うさぎは圧倒的な速さで先を進みますが、勝利を確信して途中で油断して昼寝をしてしまいます。一方のかめは、一歩ずつ地道に歩みを止めず、最後には眠っていたうさぎを追い抜いて勝利しました。
うさぎとかめの登場人物
うさぎ、かめ、応援する動物たち
うさぎとかめの教訓
才能があっても油断をすれば失敗し、地道な努力を続ける人が最後に勝つということ
うさぎとかめの絵本
表紙を見て分かる通り、とってもリアルなウサギとカメで描かれています。
最後まで絵の迫力でお馴染みのお話を新鮮に魅せてくれます。
北風と太陽
北風と太陽のあらすじ
北風と太陽は、旅人の上着をどちらが先に脱がせることができるか、勝負をすることになりました。
最初に北風が強い風を吹きつけますが、旅人は寒さに耐えようとして、さらに上着を強く押さえつけます。次に太陽が暖かい日差しを燦々と降り注ぐと、旅人は暑さに耐えきれず、自分から上着を脱ぎました。
勝負は、無理に力を使わず、相手を優しく包み込んだ太陽の勝ちとなりました。
北風と太陽の登場人物
北風、太陽、旅人
北風と太陽の教訓
人を動かすには、力で押さえつけるよりも、優しさや思いやりの方が自発的な行動を促すということ
北風と太陽の絵本
北風と太陽のみを扱った絵本は、アニメ系以外だとこれだけかもしれません。
分かりやすい内容にまとめられているので、読み聞かせにおすすめです。
金の斧 銀の斧
金の斧 銀の斧のあらすじ
ある日、木こりが泉で仕事をしていると、大切な鉄の斧を誤って泉の中へ落としてしまいます。困って泣いていると泉から神様が現れ、金の斧を見せながら、あなたの斧ですかと尋ねました。木こりが違いますと正直に答えると、次に銀の斧、最後に本当の鉄の斧を見せられます。木こりの誠実さに感心した神様は、鉄の斧だけでなく、金と銀の斧まで褒美として与えました。
それを知った欲張りの木こりがわざと泉に自分の斧を落とすと、また金の斧を持った神様が現れ、あなたの斧ですかと尋ねました。欲張りの木こりはそれが自分の斧だと答えると、神様は嘘を見破り消えてしまい、欲張りの木こりは自分の斧さえ失うことになりました。
金の斧 銀の斧の登場人物
正直な木こり、神様、欲張りの木こり
金の斧 銀の斧の教訓
正直者は報われ、嘘をついて欲張る人はすべてを失うということ
金の斧 銀の斧の絵本
こちらも上の『きたかぜとたいよう』と同じ、イソップえほんシリーズの1冊。
お話を知られている割に、意外とこのイソップ寓話は絵本が少ないんです。
ありとキリギリス
ありとキリギリスのあらすじ
夏の間、アリたちは冬に備えて毎日せっせと食べ物を集めて働いていました。しかしキリギリスは、今を楽しまなくちゃと歌を歌いながら遊んで過ごします。
やがて寒い冬がやってくると、キリギリスは食べ物がすっかりなくなり、困り果ててしまいました。しっかり準備をしていたアリたちは暖かい家で冬を越し、キリギリスは自分の行動を深く後悔しました。
ありとキリギリスの登場人物
ありたち、キリギリス
ありとキリギリスの教訓
目先の楽しさを優先するのではなく、将来に備えて努力や準備をしておくことが大切であるということ
ありとキリギリスの絵本
こちらもイソップえほんシリーズなのですが、シリーズを通してかなりマイルドに描かれています。
このアリとキリギリスも最後は和解して一緒に暮らすハッピーエンド。
大人からすると、賛否のありそうな結末です。
おおかみ少年
おおかみ少年のあらすじ
羊飼いの少年は、退屈しのぎにオオカミが来たぞと何度も嘘をついて村人たちをからかっていました。最初は心配して助けに来ていた村人たちも、何度も騙されるうちに少年の言葉を信じなくなっていきます。
ある日、本当にオオカミが現れて羊を襲い始め、少年は必死に助けを呼びました。しかし村人たちはまた嘘だろうと相手にせず、少年は大切な羊をすべて失ってしまいました。
おおかみ少年の登場人物
羊飼いの少年、村人たち、ひつじたち、オオカミ
おおかみ少年の教訓
嘘を繰り返していると、本当に困った時に誰からも信じてもらえなくなるということ
おおかみ少年の絵本
こちらもみんなよく知るお話のはずなのに、これだけを扱った絵本はほとんどありません。
ですがこちらは知っている通りのお話、嘘をつき始めたお子さんに読み聞かせるのもおすすめです。
まだまだある!大人も考えさせられる世界の名作童話
ブレーメンの音楽隊
ブレーメンの音楽隊のあらすじ
年を取って働けなくなったロバは、主人に見捨てられそうになり、音楽隊になるためブレーメンを目指して旅に出ます。
旅の途中で、同じように居場所を失った犬、猫、ニワトリと出会い、一緒に旅をすることになりました。夜になり森の中の家へたどり着くと、中では泥棒たちが楽しそうに宴会をしていました。
動物たちは力を合わせて泥棒たちを驚かせて追い出し、その家を自分たちの新しい住み家にしました。
ブレーメンの音楽隊の登場人物
ロバ、犬、猫、ニワトリ、泥棒たち
ブレーメンの音楽隊の教訓
一人では弱くても、仲間と力を合わせれば困難を乗り越えられるということ
ブレーメンの音楽隊の絵本
フィッシャーの躍動的な絵が印象的なロングセラーです。
ブレーメンの音楽隊はいろいろ種類があるので、読み比べてみるのもおすすめです。
はだかの王さま
はだかの王さまのあらすじ
おしゃれな王様のもとへ、愚か者には見えない不思議な布を織るという二人の仕立て屋がやってきます。王様も家来も本当は布が見えないのに、見えないと言えば愚か者だと思われるのが怖くて嘘をつき続けました。
やがて王様は存在しない服を着て、大勢の街の人々の前でパレードを行います。すると、一人の小さな子どもが王様は裸だと叫び、ようやく人々は真実に気づきました。
はだかの王さまの登場人物
王様、仕立て屋たち、家来、街の人々、子ども
はだかの王さまの教訓
周囲に流されず、自分の目で見て正直に物事を判断することが大切であるということ
はだかの王さまの絵本
『ちいさいおうち』でお馴染みのバージニア・リー・バートンが絵を担当した絵本です。
今は品切れになっているようなので、図書館などで見かけたらぜひ手に取ってみてください。
みにくいあひるの子
みにくいあひるの子のあらすじ
周りとは違う灰色の姿で生まれたあひるの子は、みにくいと言われ、仲間たちからいじめられてしまいます。
居場所を失ったあひるの子は、一人ぼっちでつらい旅を続けながら厳しい冬を越しました。
春になり、美しい白鳥たちの姿に憧れて近づくと、水面には自分自身も立派な白鳥になった姿が映っていました。かつて見下されていたあひるの子は、美しい白鳥として新しい仲間たちに温かく迎えられます。
みにくいあひるの子の登場人物
みにくいあひるの子、母あひる、兄弟たち、白鳥たち
みにくいあひるの子の教訓
人は見た目や周囲との違いだけで価値を決められるものではないということ
みにくいあひるの子の絵本
アンデルセン童話も知られている割に、絵本が少ないかもしれません。
絶版になっている絵本も多いのですが、今も手に入れやすい中でのおすすめはこちらです。
金のがちょう
金のがちょうのあらすじ
みんなからのろま呼ばわりされていた青年は、森で出会ったおじいさんに親切にしたお礼として不思議な金のがちょうを授かります。
ところが、その美しい羽を欲しがって触れた人々は、なぜか次々とがちょうにくっついて離れなくなってしまいました。
青年が街を歩くと、がちょうに繋がったパン屋の娘や神父、農夫たちが長い行列になって後ろをついていきます。そのマヌケな大行列を見た、今まで一度も笑ったことのないお姫様は思わず大笑いし、青年はお姫様と結婚して幸せに暮らしました。
金のがちょうの登場人物
ハンス、二人の兄、お姫様、王様、金のがちょう、街の人々
金のがちょうの教訓
人を見た目や評判だけで判断せず、優しさや素直さを大切にすることが幸せにつながるということ
金のがちょうの絵本
お話としてはちょっと長めなので、小さな子よりは年長さん以降向き。
あたたかな色彩の絵が素敵です。
幸福な王子
幸福な王子のあらすじ
街を見下ろす高い場所に建てられた幸福な王子の像は、本物の宝石や金箔で美しく飾られていました。しかし王子は、自分の目に映る貧しい人々や苦しむ子どもたちの姿を見ては、毎日心を痛めていました。
南へ渡る途中だったツバメは、王子に頼まれ、像についている宝石や金箔を少しずつ貧しい人々へ届けて回ります。やがて王子の像はみすぼらしい姿になり、ツバメも寒さで命を落としますが、二人の優しい心は天へと導かれて永遠に讃えられました。
幸福な王子の登場人物
王子像、ツバメ、街の貧しい人々
幸福な王子の教訓
見返りを一切求めない純粋な優しさこそが、何よりも尊く価値があるということ
幸福な王子の絵本
お子さん向けに絵本として読み聞かせるなら、こちらがおすすめです。
2冊目、もしくは大人や大きめのお子さんには、清川あさみさんが手掛けたアートな世界を堪能できる、こちらの絵本もぜひ。
ハーメルンの笛吹き男
ハーメルンの笛吹き男のあらすじ
ネズミ被害に悩まされていたハーメルンの街に、不思議な笛吹き男が現れ、報酬と引き換えにネズミを追い払う約束をします。笛吹き男が笛を吹くと、街中のネズミたちは音に誘われるようについて行き、そのまま川へ消えていきました。
ところが街の人々はネズミがいなくなると態度を一変させ、約束していた報酬を支払わずに笛吹き男を追い返してしまいます。怒った笛吹き男は再び笛を吹き、今度は街の子どもたちを連れて姿を消し、二度と戻ってきませんでした。
ハーメルンの笛吹き男の登場人物
笛吹き男、街の人々、子どもたち、ねずみ
ハーメルンの笛吹き男の教訓
約束を破ったり、人を裏切ったりすると、取り返しのつかない結果を招くことがあるということ
ハーメルンの笛吹き男の絵本
イギリスの代表的作家、ケイト・グリーナウェイが手掛けた作品です。
読み聞かせには翻訳がちょっと苦しいのですが、絵はとっても素敵なので一度手に取ってみてほしい絵本です。

ケイト・グリーナウェイは世界的な絵本賞の名前にもなっていた作家さんです!
名作の世界を親子で楽しもう
今回は、大人も意外と知らない世界の名作26話をご紹介しました。
ディズニー映画で馴染みのあるお話も、原点にある童話を紐解いてみると、少し切ない結末だったりハラハラするような知恵比べがあったりと、新鮮な発見がたくさんあります。
日本の昔話が身近な道徳や優しさを教えてくれるのに対して、世界の名作は過酷な運命を自らの知恵と勇気で切り開く力強さを教えてくれます。
どちらも子どもたちの心を豊かに育て、視野を広げるために欠かせない大切な教養ですよね。
この記事のあらすじや教訓をちょっとしたヒントにしながら、ぜひ今夜から、親子でワクワクする名作の世界へ旅込んでみてくださいね!
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