『スイミー』だけじゃない!レオ・レオニ【レビュー数順】ランキング

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マイタケ
マイタケ

レオ・レオニさんの代表作といえば?

たとえレオ・レオニという名前は知らなくても、『スイミー』の作者だといえば「ああ!」となる日本人がほとんどではないでしょうか?

独特な水彩のある美しい絵とハラハラなストーリーは大人になっても忘れられないですよね。

今回はそんなレオ・レオニさんの絵本をレビュー数でランキング!

レオ・レオニの人気絵本を探っていきます。

こんな方にオススメ!

・『スイミー』の作者が他にどんな絵本を作っているのか知りたい

・レオ・レオニの人気絵本が気になる

・レオ・レオニのファン

この記事を書いた人
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マイタケ

☑3児の母   ☑年の差育児中
☑元図書館職員 ☑読み聞かせ1万回

ꢭ長女・ラテ  ꢭ次女・イチゴ
ꢭ長男・ポテト ꢭ夫・ビール

お子さんが大きくなって子どもの頃を思い返したとき、読み聞かせの時間を思い出してくれたら。

大好きだった絵本の記憶とともに、読み聞かせたわたしたちの声まで思い出してくれたら、最高じゃないですか?

わたしはそんな気持ちで読み聞かせの時間を過ごしています。

歳の差育児十数年、3人の子どもたちに1万回以上読み聞かせてきた経験を活かし、おすすめ絵本など読み聞かせタイムが楽しくなる記事を書いています。

あなたの子どもたちの"記憶に残る絵本"に出会うきっかけになればうれしいです!

レオ・レオニの絵本人気ランキング!

レビュー件数はAmazon・楽天ブックス・絵本ナビ・ブクログ・読書メーターの合計件数で計算しています。

ボードブックがあるものは、ボードブックバージョンのレビューも含めています。

なるべく新しい数字で計算していますが、時差で誤差が出てしまうことはご了承ください。

1位 スイミー

2525 レビュー
好学社 1986年8月発刊 ◆4歳~
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小さな黒い魚スイミーは、兄弟みんなが大きな魚にのまれ、ひとりぼっちに。海を旅して出会った仲間と大きな魚に立ち向かいます。

好学社「スイミー」
  • 1964年コールデコットオナーブック
  • 1967ブラティスラヴァ世界絵本原画展金のりんご賞

レオ・レオニの絵本でいちばん人気なのは『スイミー』です。

教科書に掲載されたのは、なんと昭和52年度!

今のお父さんお母さん世代はほとんどの方が『スイミー』を学んで大きくなったんですね。

そして今もなお、子どもたちの教科書に載っています。

ラテ(長女)
ラテ(長女)

わたしも音読した記憶が今も残ってるよ!

超ロングセラーなだけあって、スイミーもいろいろな種類の絵本が発行されています。

たとえば、英語でも読めるシリーズ。

こども園や小学校の劇発表に役立ちそうな、音楽ものがたりシリーズも!

2位 あおくんときいろちゃん

1689 レビュー
至光社 1967年4月発刊 ◆1歳~
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絵の具で描かれた青や黄色のまるが生き生きと動きまわり、絵本ならではの夢と感動をもたらしてくれる。作者が孫のために作ったという人間愛あふれる絵本。

至光社「あおくんときいろちゃん」

レオ・レオニの絵本人気ランキング2位は『あおくんときいろちゃん』です。

こちらも赤ちゃん向け絵本の定番絵本となっている人気作品。

色彩の不思議を知らず知らずに学ぶこともできます。

色合いが美しくオシャレなので、ギフト用の絵本としても人気です。

赤ちゃんにおすすめなボードブック版もあるので、出産祝いにもおすすめ!

至光社 2021年11月発刊 ◆0歳~
¥1,760 (2025/10/04 08:16時点 | Amazon調べ)

3位 フレデリック

1419 レビュー
  • 作 レオ=レオニ
  • 訳 谷川俊太郎
  • 好学社
  • 1969年発刊
  • 対象年齢:5歳~
  • 1968コールデコットオナーブック

仲間たちが冬に備えて食べ物を貯えているのに、フレデリックだけは何もせず、ぼんやりしていました。やがて寒い冬が来て…

好学社「フレデリック」

レオ・レオニの人気絵本3位は『フレデリック』でした!

グッズでもよく見かける人気キャラクターですよね。

アリとキリギリスのような展開ですが、フレデリックとキリギリスが辿る運命は違います。

衣食住の心配が少なくなった現代だからこそ受け入れられるお話なのかもしれません。


フレデリックも大人気なので、ぬいぐるみも買えちゃいます。

この絵本が好きなお子さんにも大人にもたまらないですよね!

4位 じぶんだけのいろ

986 レビュー
  • 作 レオ=レオニ
  • 訳 谷川俊太郎
  • 好学社
  • 1978年4月発刊
  • 対象年齢:4歳~

自分の色がないことに悩むカメレオン、ある日もう一匹のカメレオンに出会って、すばらしい答えを見つけます。

好学社「じぶんだけのいろ」

レオ・レオニの人気絵本ランキング『じぶんだけのいろ』が4位でした!

自分の色がないと嘆くカメレオンに共感しちゃうのは読み聞かせしている親御さんの方かもしれません。

子どもたちは色彩の美しさに目を引かれることでしょう。

何かが心に残ってくれるといいなと願いを込めて読み聞かせしたくなる深いお話です。

こちらも英語でも読めるバージョンがあります。

5位 アレクサンダとぜんまいねずみ

847 レビュー
  • 作 レオ=レオニ
  • 訳 谷川俊太郎
  • 好学社
  • 1975年4月発刊
  • 対象年齢:5歳~
  • 1970コールデコットオナーブック

ねずみのアレクサンダは人間に大切にされているぜんまいねずみをうらやましく思っていました。でもある日ぜんまいねずみが捨てられることに…

好学社「アレクサンダとぜんまいねずみ」

レオ・レオニの人気絵本ランキング第5位は『アレクサンダとぜんまいねずみ』です。

ぜんまいねずみなんて今の子たちにはどんなおもちゃか分からないかもしれませんね。

だけどおもちゃと心を通わせるストーリーはきっと惹かれるはず!

アレクサンダの行動にもグッときちゃいます。

マイタケ
マイタケ

わたしは個人的にこの作品がいちばんすきです!

6位 ぼくのだ!わたしのよ!

764 レビュー
  • 作 レオ=レオニ
  • 訳 谷川俊太郎
  • 好学社
  • 1989年発刊
  • 対象年齢:5歳~

虹ヶ池の真ん中の小さな島にけんかの好きな三匹の蛙が住んでいました。「これは僕のだ!」「あれは私のよ!」と年中けんかのしどうしでした。そしてある日・・・

好学社「ぼくのだ! わたしのよ!」

レオ・レオニの人気絵本ランキング、第6位は『ぼくのだ! わたしのよ!』です。

おともだちとの関係が気になってくるころ、兄弟姉妹とのけんかが増えてきたころに読み聞かせすると何か感じ取ってくれるかもしれませんね。

大人が子どもに伝えたいメッセージが込められているお話です。

7位 さかなはさかな

424 レビュー
  • 作 レオ=レオニ
  • 訳 谷川俊太郎
  • 好学社
  • 1975年発刊
  • 対象年齢:6歳~

友達のかえるから外の世界の話を聞いた魚は、あれこれ想像して鳥や牛、人間の姿を思い浮かべます。どうしても外へ行きたくなって…

好学社「さかなはさかな」

レオ・レオニの人気絵本ランキング第7位は『さかなはさかな』です。

こちらも大人の方がいろいろ読み取りたくなっちゃうメッセージ性がありますね。

でも色合いが綺麗で、さかなくんが想像するとても美しい世界にうっとり。

8位 コーネリアス

397 レビュー
  • 作 レオ=レオニ
  • 訳 谷川俊太郎
  • 好学社
  • 1983年発刊
  • 対象年齢:5歳~

ワニのコーネリアスは立って歩きます。猿に教わり、逆立ちや尻尾でぶらさがることもできるようになりました。仲間のワニたちはそれを無視していましたが・・・

好学社「コーネリアス」

レオ・レオニの人気絵本ランキング第8位は『コーネリアス』です。

人と違うことを恐れるあまり、自分の良さを潰してしまう…これも大人の方が身につまされる思いがするかもしれません。

周りがぜんぶ敵に見えても、そこから一歩出ればきっと味方はいるんだよということ。

この作品にも大人たちが伝えたいメッセージが込められています。

9位 せかいいちおおきなうち

387 レビュー
  • 作 レオ=レオニ
  • 訳 谷川俊太郎
  • 好学社
  • 1969年発刊
  • 対象年齢:5歳~

世界一大きな家を欲しがるちびかたつむりに、父親が、世界一大きな家を持ち、家の重みで動けなくなったかたつむりの話をきかせます。

好学社「せかいいちおおきなうち」

レオ・レオニの人気絵本第9位は『せかいいちおおきなうち』でした!

白い大きな殻の表紙が印象的な作品ですが、中はレオ・レオニらしい色彩に溢れています。
こちらは身の丈に合った暮らしがテーマでしょうか。

込められたメッセージは大人の心にも刺さってきます。

10位 ペツェッティーノ

385 レビュー
  • 作 レオ=レオニ
  • 訳 谷川俊太郎
  • 好学社
  • 1978年6月発刊
  • 対象年齢:6歳~

みんなと比べて、小さくてなんの特技もないことに悩むペツェッティーノは自分は誰かの部品なのかもしれないと考えます。

好学社「ペツェッティーノ」

レオ・レオニの人気絵本ランキング、第10位はペツェッティーノです。

ペツェッティーノとはイタリア語で部品なんだそうです。

自分はそんな部品かもしれない…人間も社会の歯車の一つでしかないと考えがちな大人にも刺さりますね。

ありのままの自分でいい、大人の方が励まされる絵本かもしれません。

レオ・レオニさんについて

オランダ生まれの世界的な絵本作家ですが、絵本作家として活躍したのはイタリア在住のとき。

時期的にも世界大戦に巻き込まれ、亡命も経験しています。


もともとはアメリカでグラフィックデザイナーとして働いていました。

広告代理店でアートディレクターとなり、フォードなど大手の広告も手掛けています。

アメリカ国籍を取得後フリーのグラフィックデザイナーとして活躍します。

このとき、エリック・カールを見出しています。

絵本を作ったのはお孫さんがきっかけ

絵本を作り出したのは、お孫さんのためでした。

お孫さんと列車に乗っている時、騒ぎ出した彼らのために即興でちぎり絵を作りお話を始めました。

これがのちの『あおくんときいろちゃん』になります。


奥様の実家があるイタリアにアトリエつきの家を建て、そこで創作活動を始めます。

発表した作品はコールデコット賞のオナーブックの常連となり、名作『スイミー』も生まれました。

マイタケ
マイタケ

絵本作家として活動したのは50歳を過ぎてからだったんですね。
お孫さんのためというのも素敵なエピソード!

その後は世界的に活躍する絵本作家となり、日本にも滞在したこともあります。

おうちのあるイタリアと、ニューヨークとを行き来して過ごしていましたが、1999年10月12日、89歳で老衰のためお亡くなりになりました。

ラテ(長女)
ラテ(長女)

レオ・レオニが住んでいたイタリアの定番絵本はこちら!

ビール
ビール

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