もりのかくれんぼう/林明子 秋に読みたい楽しい探し絵本

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マイタケ
マイタケ

かくれんぼって、いくつになってもドキドキしますよね。

子どもたちのだいすきな遊びといえば、かくれんぼ。

この絵本のかくれんぼは、とっても不思議な仲間たちとするんです。

大人も子どもも夢中になって探しちゃう、楽しい絵本!

この記事のテーマ

秋に読みたくなる、探すのも楽しい「もりのかくれんぼう」のあらすじや感想をまとめました!

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もりのかくれんぼう の基本データ

もりのかくれんぼう
作 末吉暁子 絵 林明子
偕成社
1978年11月発刊
対象年齢:4歳~

もりのかくれんぼう のあらすじは?

家へ帰る途中、幼いケイコは見知らぬ森にまよいこみ、動物たちと大好きなかくれんぼをします。抜群に楽しいかくし絵の絵本。

偕成社「もりのかくれんぼう」

もりのかくれんぼう の魅力は?

子どもが木で隠れている

なんといってもかくれんぼ!

実際に隠れている動物たちを探すのに、子どもたちは夢中になります。

動物たちだけじゃなく、かくれんぼうを探すのも楽しい。

大人でもうーんと夢中になって探しちゃうくらい、林さんの絵が素晴らしいんです。

マイタケ
マイタケ

かくれんぼうのとあるセリフを読んだ後は、もう一度戻って探したくなりますよ。

ラストの余韻もすきです。

これを描かれた1978年といえば高度経済成長期が終わったころ。

これまでは開発も盛んでしたでしょうし、今ほど環境破壊をしないよう重視した開発は行われていなかったでしょう。

きっと当時読んでいた方々は、なくなった身近な森に思いを寄せたことでしょうね。


そして林さんの絵。

この方の絵があったからこそ、この作品が傑作になったと思います。

探し絵の難易度といい、けいこちゃんのくるくる変わる表情の愛らしさといい、かくれんぼうの絶妙ないたずらっ子加減といい、素晴らしいの一言。

一緒にかくれんぼして遊んでいる気分を味わえる、楽しい絵本です。

もりのかくれんぼう の作者はだれ?

文を担当されたのは末吉暁子さん

絵本よりは児童書の方で活躍されている作家さんです。

NHKEテレでもおなじみ「ざわざわ森のがんこちゃん」の脚本を手掛けていることで有名な方ですね。

元々は講談社の編集さんだったのですが、コロボックルシリーズの佐藤さとるさんに勧められて創作活動を始められたそうです。

素晴らしい児童向け作品を数多く残されている末吉さんですが、残念ながら2016年にお亡くなりになっています。

マイタケ
マイタケ

ぞくぞく村のおばけシリーズは、小学校時代にお世話になりました!

絵を担当されたのは林明子さん

林さんは横浜国立大学教育学部美術科をご卒業されたあと、星新一さんの作品の挿絵を担当されていた真鍋博さんのアトリエでアシスタントを務めていました。

その後、絵本作家としてデビューされ、『はじめてのおつかい』『あさえとちいさいいもうと』『こんとあき』など次々と名作を世に送り出されます。

多くの作品が英訳だけでなく中国語やフランス語などに翻訳され、海外でも出版されています。

また、作品の中に遊びが隠されていることでもおなじみです。

マイタケ
マイタケ

わたしも大好きな作家さんの一人です!

我が家の子どもたちに読み聞かせた反応は?

ラテ<br>(長女)
ラテ
(長女)

すごい好きだった!

探すの難しくて楽しかった

君は何回リピートしたことか……

イチゴ<br>(次女)
イチゴ
(次女)

これ好き。かくれんぼうを前のページから探したくなる

今も弟と一緒に盛り上がってますね。
先週も読みました。

ポテト<br>(長男)
ポテト
(長男)

これだいすき!探すのすき!
今日も読んで!

まさに今ドはまり中です。
今年何回読んだか分かりません。

読み聞かせ会でビッグブックの読み聞かせを体験しましたが、とても盛り上がっていました。
その後借りていく率も高いですよね。

もりのかくれんぼう の次は何を読む?

不思議な森を楽しむなら『もりのなか』
マイタケ
マイタケ

エッツの名作。
動物たちとのかくれんぼは世界の子どもたち共通の憧れなのかもしれませんね。

楽しく探すなら『どこどこどこ いってきまーす』
ラテ<br>(長女)
ラテ
(長女)

長谷川さんの絵本だいすきです。
これも探すのも楽しいけど、どこを見ても面白くってなかなか進めない!

今日の絵本おさらい

もりのかくれんぼう  作 末吉暁子 絵 林明子
偕成社  1978年11月発刊  対象年齢:4歳~

マイタケ
マイタケ

名作揃い!
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