ぐりとぐら/なかがわりえこ・おおむらゆりこ 皆が憧れたカステラ!

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マイタケ
マイタケ

絵本で出てくる、本当に食べたいもの第1位できっと間違いないあのカステラ!

といえば日本が誇る名作、誰もがあの大きなカステラに憧れずにはいられない『ぐりとぐら』。

お料理することと食べることがだいすきな双子の野ねずみ。

でも、どっちが“ぐり”で、どっちが“ぐら”か分かります?

あの憧れのカステラ、レシピがあるって知ってました?

この記事のテーマ

『ぐりとぐら』のあらすじ、子どもたちへの読み聞かせの反応などから人気の秘訣を探ります!

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ぐりとぐら の基本データ

作 ながかわりえこ
絵 おおむらゆりこ
福音館書店
1967年1月発刊
対象年齢:3歳~

ぐりとぐらのあらすじ

お料理することと食べることが何より好きな野ねずみのぐりとぐらは、森で大きな卵を見つけました。目玉焼きにしようか卵焼きにしようか考えたすえ、カステラを作ることにしました。でも、卵があまり大きくて運べません。そこでフライパンをもってきて、その場で料理することにしました。カステラを焼くにおいにつられて、森じゅうの動物たちも集まってきます……。みんなの人気者ぐりとぐらは、この絵本から生まれました。

福音館書店「ぐりとぐら」
どっちがぐりで、どっちがぐら?

作品中にはっきりとした正解は出てきません。

でも、表紙の文字の色に答えがあるんです。

青い文字がぐり、赤い文字がぐらになっていますよね。

なので、青い服の方がぐり、赤い服の方がぐらなんです。

最初はカタカナだった!?

『ぐりとぐら』として出版される前、雑誌『母の友』に原型ともいえる『たまご』が掲載されました。

その時は“グリ”と“グラ”のカタカナ表記だったそうですよ。

ちょっとした違いですが、何だか違和感がありますよね。

これはこの名前がもともとはフランスの絵本『プフとノワロ-たのしいキャンプ』が由来だからなんです。

ここに出てくる野ネズミが「グリッ、グル、グラ」と歌っていて、その響きを気に入ったからお名前にされたそうですよ。

ぐりとぐら の魅力はどんなところ?

なんといっても、香りまで漂ってきそうなほどおいしそうなカステラ!

あのシーンに憧れない子どもはいないでしょう!

わたしもめちゃめちゃ憧れて、母にカステラをねだった記憶があります。

我が家の子どもたちももちろん、「カステラ食べたい!」大合唱でしたね。

最後、卵の殻の使い道も素敵じゃないですか?

ああ…いいなあ、で終わる幸せな読後感も魅力です。

どんなメロディで歌ってますか?

二匹が歌うリズムの良い文も耳に残り、いつの間にか口ずさんでしまいます。

きっと各家庭、各園ごとに無数のメロディがあるんでしょうね。

ちなみに我が家は、こども園の先生がミッキーマウス・マーチのメロディで歌ってたのを聞いて以来定番になりましたw

ぼっくらのクラスのリーダーはー♪のメロディで、ぼっくらのなまえはぐりとぐらー♪

最後の“ぐりぐらぐりぐら”は“青がぐりで赤がぐら”に変えてましたけど…

でもぴったりはまっちゃうんです、ぜひ歌ってみてください。

ぐりとぐら の作者はどんな人?

作者は姉妹のお二人!

作者はなかがわりえこさんとおおむらゆりこさんの姉妹。

お二人は児童書『いやいやえん』でデビューされましたが、『ぐりとぐら』は初めて手掛けた絵本作品です。

文を担当されているのはお姉さん、中川李枝子さん

中川さんは、最初は保母さんとして働くかたわらで執筆活動を行っていたそうです。

子どもへのあたたかな目線はその時に養われたのかもしれませんね。

妹さんの山脇百合子さんとの共作が多いですが、ご主人の山脇宗弥さんと『ももいろのきりん』なども手掛けています。

作詞家としての活動もされており、有名なところでいえばジブリの名作『となりのトトロ』オープニングテーマである『さんぽ』の作詞を担当されています。

マイタケ
マイタケ

私たちは中川さんの言葉で育っているといってもいいくらいですね。

絵を担当したのが妹さん、画家である山脇百合子さん

この当時はおおむらさんだった妹さんも、ご結婚されて山脇百合子さん名義で活躍されました。

お姉さんとの作品だけでなく、神沢利子さんとの『あひるのバーバちゃん』や渡辺茂男さんとの『もりのへなそうる』など数多くの作品があります。

しかし、残念ながら2022年の8月に亡くなられました。

お二人の新たな作品を見ることができないのは残念ですが、ぐりぐらシリーズを始め、これからも多くの子どもたちの心にその名が残っていくことでしょう。

こんなにスゴイ! ぐりとぐら

日本では言わずもがなの名作定番絵本の『ぐりとぐら』。

2023年現在、551万部を売り上げていて、これは『いないいないばあ』に次ぐ日本歴代2位の数字です。

シリーズでも4位の数字を出していて、続編も含めて人気なんです!

世界でも人気なんです!

1967年に英語版が出版されました。

それから中国語やデンマーク語、フランス語など10以上の言語に翻訳され、世界各国で出版され続けています!

まさに日本が誇る名作絵本!

大きなカステラへの憧れは全世界共通ですね。

あのカステラの公式レシピがあるんです!

誰もが憧れたあのカステラ、実際に作ってみたいという声が多いのも頷けますよね。

そんなファンに応えたレシピの公開がされています!

さすが福音館書店、手厚い対応に頭が下がります。

さらにこちらの限定本ではレシピだけでなく、ぐりぐらの折り紙やぬいぐるみの作り方、ペーパークラフトが楽しめます。

ぐりぐら好きにはたまらない1冊。

大人向けですが、お子さんに作ってあげるととても喜びそうですよね!

我が家の子ども達に読み聞かせた反応は?

ラテ<br>(長女)
ラテ
(長女)

小さい時大好きだった!!
小学生の時、高齢者施設でぐりとぐらの劇をしたの。幅広い年代で知られてるよ!

ちなみにラテはそのときぐらの役をしていました。背が小さいので選ばれたそうですw

イチゴ<br>(次女)
イチゴ
(次女)

あのカステラ、ほんとにおいしそう。
作ってみたい!

分かる。大きなお鍋で作るカステラ、あこがれだよね。

ポテト<br>(長男)
ポテト
(長男)

カステラ食べたい!あと卵の車乗りたい!

乗り物好きな男子としてはあの車は外せなかったようです。確かにあれはいい。

ぐりとぐら が気に入ったお子さんにはこの絵本も!

ぐりとぐらのおきゃくさま

ぐりぐらシリーズはどれもこれもかわいいし楽しいですが、今の時期ならコレ。

冬仕様のぐらぐらもカワイイ!!

そらいろのたね

こちらも中川・大村姉妹が手掛けた楽しいお話です。

たねから生えてきたのは家だなんて、楽しすぎる発想!

たくさんの動物たちやお友だちが出てきて、子どもたちの食いつきもすごいです。

そして実は、ぐりぐらの姿もどこかに…!?

今日の絵本おさらい

今日紹介した絵本はこちら。

作 ながかわりえこ
絵 おおむらゆりこ
福音館書店
1967年1月発刊
対象年齢:3歳~

ポテト(長男)
ポテト(長男)

ぼくもだいすきなぐりぐらシリーズ!
こんなにあるって知ってた??

マイタケ
マイタケ

3歳からの絵本選びはこちらもどうぞ!

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