この絵本、面白かった!
他にも面白い絵本ないのかな?
面白い絵本? 探してみるね!
(って言っても、面白いのって人それぞれ違うし…)
なんてこと、あるあるですよね。
せっかく絵本に興味を持ってくれたなら、我が子にヒットする1冊を探したい。
でも書店や図書館に行っても、絵本は無数にあるのでどうしたらいいか分からない…
この中でどれが面白いの?
そもそも絵本ってどう選べばいいの?
絵本の選び方が分からない時はどうすればいい?
結論:我が子が喜びそうだなと思える絵本を選ぶ!
結局はコレに尽きると思います。
だって、いちばん近くで我が子を見ているのはあなたですもの。
我が子が今、何に興味を持って、どんなことを知りたいと思っているのか、いちばん分かっているはずです。
例えば、道路を走る車を指して喜ぶようになったらこの絵本とか。
発表会でこの劇をするって言ったら、ママはすぐに絵本を用意してくれたよ。
すごくうれしかったの覚えてる!
ポイントは、我が子に読ませたい絵本ではなく、喜びそうな絵本を選ぶということです。
たくさんの絵本を読んできたわたしも、我が子に読ませたい絵本はいくつもあります。
でも、そういう絵本って「これは勉強になるなあ」「知っていて欲しいなあ」と思うものがほとんど。
子どもの興味と一致するものとは限りません。
子どもが喜んで手に取る絵本は、子どもの興味と一致していることが多い。
となると、今、子どもが喜びそうな絵本のジャンルが思い浮かぶのではありませんか?
「子どもが今興味を持っているジャンル+絵本」で検索!
とはいえ、読ませたくない絵本もある!
残念ながら、絵本コーナーに置いてある絵本がすべて子ども向けとは限らないのが現状です。
こんなテーマのものを子どもに読ませて、一体何を感じさせたいのか?と怒りを覚えるような絵本もあります。
子どもに読ませるかどうか、今読ませるかどうか。そのラインも人それぞれですよね。
なので、子どもが選んできたから!とすぐに読み聞かせるのではなく、事前に目を通すことは大切です。
人気だからと安易に読み聞かせたところ、ママが居なくなる恐怖を絵本の中で体験してしまい不安がって離れなくなった、なんて話も実際にあります。
子どもを脅してしつけようとする絵本も、残念ながらたくさんあります。
そういう絵本を見つけたら、作者と出版社をチェックしてブラックリストにいれましょうw
親を感動させる系、親に都合のいい絵本はとりあえず避けた方がベター!
具体的にどんな絵本を避けた方がいいのか
よく言われているのは、アニメ調の絵が描かれた昔話の絵本です。
書店ではくるくると回る棚に入っていることが多い、アレです。
アレは絵が現代に合わせただけでなく、中身も改変された昔話であることが多いのです。
死や暴力のあるシーンを避けた配慮でしょうが、ぬるくなった内容が果たして今後も語り継がれていくインパクトを残せるのか。
おそらく、幼児教育を専門とされている方々ほど憤りがあると思います。
わたしはそこまでじゃないけど、まあ積極的には読まないかな?
せめて他の絵本も合わせて同じ話を読み聞かせるかなあと思います。
わたしが個人的に避けているのは、脅してしつける系の絵本です。
〇〇しないと、こんな怖いことになっちゃうぞ系です。
怖いことっていうのが、親がいなくなることだったり鬼が来ることだったり地獄に落ちることだったり。
子どもって、親が思うほど鈍くありません。
押しつけがましい、親に都合よく子どもを動かそうとする絵本は子どもにとって楽しいものでしょうか?
楽しくないものを好きにはなれませんよね。
こういう絵本を読んでいるあまり、読み聞かせの時間が子どもにとって楽しくないものになってしまうのは悲しいです。
書店で平置き=子どもにとって楽しい絵本ではない!
ファーストブックはどうする?
いちばん最初に読んであげたい絵本はどうするか。
特に長子のときは、その大切な1冊をどう選んでいいのか分かりませんよね。
ブックスタート事業を活用してみる
全国の自治体ではブックスタート事業を展開しているところがあります。
健診の時に絵本の読み聞かせと、その絵本をプレゼントしてくれる素晴らしい事業です。
図書館でラッコの絵が描かれたバッグを見かけたことはありませんか?
あれはその時にプレゼントしてくださるもので、丈夫なのでかなり使えるやつです。
図書館バッグとしてめっちゃ愛用しておりましたw
この事業は全国の6割以上の自治体で実施しているので、役所のホームページなどでチェックしてみてくださいね!
先輩ママさんに相談してみる
お友だちの中で先輩ママがいたら、ぜひ相談してみてください!
反応が良かった絵本を聞いたらきっと教えてくれると思います。
また、育児ブログでも取り上げている方が多い話題なので、そちらも検索してみるのもおすすめ。
かくいうわたしも、我が家の3姉弟が全員気に入った0歳児向けおすすめ絵本のまとめ記事を書いています!
売れている絵本から選んでみる
知り合いもいないし、検索してもよく分からない!という時は売れている絵本から選べばいいと思います。
売れている=あなたのお子さんが気に入るとは限りませんが、それは誰におすすめされた絵本でも同じこと。
例えば、ミリオンセラーを記録した絵本ばかり集めたミリオンぶっく。
ここの「えほんと出会う」にある絵本はファーストブックとして定番のものばかりです。
さすが、100万部も売れているだけあって長い期間多くの人に受け入れられた実績があるのです。
また、絵本を扱う人気大型サイトである絵本ナビ。
こちらの0歳コーナーにある絵本はカテゴライズされていて選びやすいですよ。
挙げられている絵本の中から、読み聞かせるあなたが「いいなあ」「この絵すてきだな」と思える絵本を選んでみてください。
正直、赤ちゃんに読み聞かせるときってスゴイ反応があるわけじゃありません。
読み聞かせる方が「楽しい」と思っている絵本を読んであげる方が、親子の楽しい時間になると思います。
発達に合わせた絵本を読んだ方がいいのでは?
個人的には、あまり細かいことは気にしなくていいと思います。
そもそも0歳の赤ちゃんに、いきなり長いお話を読み聞かせしようとは思いませんよね。
あとは目に見えて分かる発達段階のときに、それに合った絵本を読んであげると楽しいだろうな、というくらい。
例えば、おすわりができるようになったら、『おててがでたよ』など同じようにおすわりしている子の絵本が喜ぶかもしれません。
ひとりで歩けるようになったら『どんどこももんちゃん』など歩いている子の絵本。
手を振れるようになったら『ばいばい』、ジャンプできるようになったら『ぴょーん』など。
これはそのうちこのブログでもまとめたいです。
絵本に書いてある対象年齢は守るべき?
絵本の裏には、対象年齢が書いてあることが多いです。
子どもが持ってきた絵本、とりあえず裏返して対象年齢をチェックしますよね。
「あー、これは6歳からだから、3歳にはまだ早いなあ」
よくあることだと思います。
6歳からとなっている絵本は長いお話であることが多いので、それは正解かもしれません。
でも、赤ちゃん絵本としてお馴染みの『はらぺこあおむし』って出版社の対象年齢は4歳からなんですよ。
対象年齢を理由に避けるのは、新しい絵本との出会いが減って勿体ないなあと思います。
ただ、対象年齢が上のものを読み聞かせるときは事前のチェックは必須です!
最近は高齢化社会を受けてなのか認知症になった祖父母との絵本や、多様性が影響してか発達障害やLGBTを扱った絵本も多いです。
そういうデリケートな題材を使った絵本は、読み聞かせの有無や時期を慎重に見極めたいですよね。
でも、表紙を見ただけでは分からないものも多いのです。
絵本という形態をとっていても、子どもに聞かせるべきか注意が必要な題材を扱った絵本がたくさんあるということを忘れずに!
困ったら、楽しいかどうかで判断しちゃう
絵本の読み聞かせは、楽しい時間であるべきだと思います。
何のために絵本を読んであげるのか?
わたしは、子どものこころに残ってほしいからです。
子どものこころに残るものは、楽しくあたたかく優しいものであってほしい。
大きくなってその絵本を見たときに、わたしの声まで思い出してくれたら最高です!
そう決めてしまえば、選ぶ絵本は「子どもが喜びそうかどうか」の一択になります。
読んで欲しい、知っておいて欲しい、そういう類の本は、自分で読めるようになってからでいいと思っています。
皆さんもきっと、本好きな子どもに育ってほしいと思っていますよね?
だったらなおさら読み聞かせの時間は楽しく!を心掛けるべきではないでしょうか。
読み聞かせは楽しい=本を読むのは楽しいになってくれるはずです。
世界の子どもがどんな絵本を読んできたか気になりませんか?
同じ絵本ばっかり読んでとせがまれるときはどうしたらいい?
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