だんごむしの絵本が読みたい!
と言われて探しまくった過去があるので、まとめました!
だんごむし、子どもに人気ですよね!
実は昆虫ではなく、エビやカニなど甲殻類のなかまなんですよ。
そんな知識も、わたしは読み聞かせ中の絵本から得ました!
生態を知るともっともっと知りたくなる、そんな知識欲を満たしてあげたい。
そんな方のためにだんごむしを題材とした絵本を集めてみました。
3歳からおすすめのダンゴムシ絵本
だんごむしのおうち
だんごむし、いっぱいみつけたよ。じめんにまるをかいて、「はいっ、ここがだんごむしのおうち」。あっ、そとにでちゃだめ!! おうちから出ようとするだんごむしは、指先で軽くつついておだんごに。そして、ころころ転がして、ふたたびおうちの真ん中へ。はい、おかえりなさい。……あれ? このだんごむしは、なかなかおだんごにならないよ。
福音館書店「だんごむしのおうち」
たしろちさとさんのかわいらしい絵が幼児にもぴったり。
子どもって、ほんとにこんなふうにおうちを作ってあげたりするんですよね。
だんごむしに見えるのに、だんごになかなかならないのはどうして?
そんな子どものあるあるな疑問や行動が微笑ましい1冊です!
わたしのお気に入りはコレ!
女の子が主役だから、わたしと同じだなあって思った!
だんごむしそらをとぶ
ぼく、だんごむし。すご~く恐がりなので、びっくりするとすぐまん丸になってしまいます。でもね、ぼくにもでっかい夢があるんだぞ。コロコロ、もぞもぞ、だんごむしの冒険を描く。
Amazon「だんごむし そらをとぶ」商品説明より
タイトルに驚かされますが、昆虫絵本といえば!の松岡達英さんの作品です。
空飛ぶだんごむしなんて荒唐無稽に思えますが、そこはさすが松岡さん!
リアルで繊細な筆致が説得力を生み出しています。
だんごむしがどうやって空を飛ぶのか、飛べるのか?
ぜひぜひ、読んで確かめてみてくださいね!
ちなみに海へ行っちゃう続編もありますよ!
ぼくらはもりのダンゴムシ
ダンゴムシは、暗くなるとぞろぞろ動き出す。枯葉を食べたり、うんちをしたり…。夜行性であるダンゴムシの生態がよくわかる絵本。
ほるぷ出版「ぼくらはもりのダンゴムシ」
こちらも松岡さんの絵本です。
「だんごむしそらをとぶ」とは違い、こちらはだんごむしの夜の様子をしっかり描いている作品。
だんごむし、夜行性って知ってましたか?
丁寧な絵で描き出すその生態に、きっとお子さんも興味津々になっちゃいますよ!
ダンゴムシのコロリンコくん
きんいろの雨の木のした、きょうもコロリンコくんたちはさっとまるくなって、そのままじーっとしているれんしゅうをしています。ぼくだってできるよ!じゅうかぞえるまでじーっとしていられる?新作絵本。
Amazon「ダンゴムシのコロリンコくん」商品説明より
きょうだいの誰より早く丸くなることができるコロリンコくん。
でもじーっとしているのは苦手なんです。
パパとママの心配をよそに、しっかり成長していく姿が頼もしい!
カズコ・G・ストーンさんの色鉛筆で描かれた優しくて繊細な絵が素敵です。
4歳以上におすすめのダンゴムシ絵本
ぼく、だんごむし
子どもたちに人気のダンゴムシ。でもその生態は案外知られていません。じつは昆虫ではなく、エビやカニと同じ甲殻類のなかまなのです。その固い外皮を作るためにはカルシウム分が必要なので、時折コンクリートを食べています。だから、わたしたちの身近でよく見られるのですね。落ち葉をはじめ、いろんなものを食べる「自然界のお掃除屋さん」ダンゴムシ。そんなかれらの生態を暖かく親しみやすい貼り絵で描いた自然観察絵本です。
福音館書店「ぼく、だんごむし」
個人的には、コレだけでも大満足のだんごむし絵本。
4歳以上ならこの1冊で、だんごむし好きな子も満足してくれることでしょう!
優しい語り口調と、分かりやすくもイラストちっくな絵が子どもにぴったり。
大人が読んでも知らなかった知識が満載で、「へえー」となっちゃいますよ。
親子での楽しい読み聞かせタイムにおススメです!
わたしはこの絵本が好きだったんだって!
虫は苦手だけど、ダンゴムシは今も好き!
ダンゴムシみつけたよ
コロコロ丸まるダンゴムシ。どこに棲んでいるのかな? 何を食べているのかな? 驚きいっぱい、小さな虫の世界。さあ、虫眼鏡を持って、ダンゴムシを探しにいこう。写真絵本。
Amazon「ダンゴムシみつけたよ」商品説明より
こちらは写真で伝えてくれる作品です。
ポプラ社さんのふしぎいっぱい写真絵本シリーズは、どれもスゴイ!
これも期待に外れず、どうやって撮ったの?という写真でダンゴムシの生態を教えてくれます。
見たことのない姿に食いつくこと間違いなし!
ぼくのお気に入りはコレ。
ほんものを見てるみたい!
ここで当初の記事は終わりなのですが、最近読んだ絵本も良かったので追加します!
ダンゴロゴロちゃん
ともちゃんは、大好きなダンゴムシを袋いっぱいに集めました。嬉しくなって、お母さんに見せようと持ち帰りますが、驚いたお母さんに怒られてしまいます。家を飛び出したともちゃんは、転んだ勢いで袋の中のダンゴムシが出てしまい……。コロコロ転がったダンゴムシは、1匹の大きなダンゴムシになったのです。
Amazon「ダンゴロゴロちゃん」商品説明より
ゴロちゃんと名付けたダンゴムシと一緒に、ともちゃんは鉄棒やブランコ、おやつを食べて遊びます。ゴロちゃんと一緒にいると、普段は葉っぱを食べていること、アリがこわくて、近づいてくると丸まってしまうこと、四角いうんちをすることがわかりました。
しばらく、ゴロちゃんと遊びに夢中になっていた、ともちゃん。お母さんに頼まれていたお花の水やりをしていなかったことを思い出します。元気がないお花を見たゴロちゃんは……。
ダンゴムシと友だちになったら、どんな遊びをしようかな? 子ども達の夢が膨らむ絵本です。自然と生態も学べる!
大きくなったダンゴムシとお友達になる、夢のあるお話。
だけどダンゴムシの生態も楽しく学べます。
こういう虫とお友達になるお話って大抵男の子が主人公なんですが、この作品は女の子が主人公なのも素敵。
ダンゴムシが好きなら、かわいい昆虫絵本も!虫が苦手なパパママにも読みやすい絵本を集めました。