10歳からの本選び、どう変わる?
もう高学年だし…と、読書は本人任せにしていませんか?
10歳を過ぎると読解力に大きな個人差が出てきます。
「スマホやゲームばかりで本を読まなくなった」
「ライトノベルやマンガしか手に取らない」
「難しい本を読んでいるけれど、中身を理解しているのかな?」
そんな不安を抱える親御さんも多いはず。
10歳からは、読書を教養として押し付けないこと、そして親子の対話の窓口として本を活用することが、思春期の入り口に立つ彼らにとって大切になります。
10歳ごろに見られる変化
・自分を客観視し、他人の評価や視線を気にするようになる
・正解のない問い、複雑な人間関係の物語を求める
・ファンタジーだけでなく、リアルな社会問題や歴史に関心を持つ
・親に言えない悩みを抱え始める
10歳からの読書で大切にしたいこと
読み聞かせは共有の時間として継続する
もう大きいのに読み聞かせ?と思うかもしれませんが、実はこの時期こそ、親の声で物語を聴く安心感が必要です。
自分一人で読むと読み飛ばしてしまうような重厚な文学や少し難しいテーマの本も、親の声ならスッと入ってくることがあります。
短い絵本でもいいんです、5分だけ!と付き合ってもらいましょう。
下にお子さんがいる方は、その読み聞かせタイムに同席させるのも手。
一人でいたい読書時間を尊重する
読み聞かせを大切にする一方で、自分の世界に没頭している時は邪魔をしないことも重要です。
どんなに内容が軽く見える本(ライトノベル等)でも、本人が夢中になっているならそれは大切な読書。
否定せずに見守ってあげてください。
知識を武器に変える実用書・新書にも挑戦
「なぜ勉強しなきゃいけないの?」「お金って何?」といった、生きていく上での本質的な問いに応えるジュニア向け新書もおすすめ。
知的好奇心を論理的に満たすことで、大人への階段を上る自信に繋がります。
10歳からの読書習慣を作るコツ
「これ、面白そうだからちょっと読んでみてもいい?」と、親が楽しみながら読む姿を見せること。
そして否定せずに一緒に感想を言い合うこと。
読書って楽しいよね、という親の姿勢があれば、きっとお子さんも本の世界にのめり込むはずです。
絵本でも小説でも、図鑑でも漫画でも、ノンフィクションでも新書でも、お子さんの興味を否定せずに広げてあげてください。
そして本を通じてあなたと対話したいというメッセージを伝え続けることが、きっと反抗期や思春期を乗り越える親子関係も育ててくれるはずです。
