
見て見て!
あの雲、恐竜みたい!

こんな感じで空に興味を持ちだしたらぜひ、絵本で世界を広げてみましょう!
私たちにとって身近な、それでいて科学が発達した今もなお振り回されることが多いお天気。
生活の中で知っておきたい気象の知識も多いですよね。
そんな気象知識を普及するために制定された【世界気象デー】はご存知ですか?
・季節にぴったりの読み聞かせ絵本を探している
・雲や虹の不思議に興味を持ちだしたお子さんがいる
・学習にも役立つ絵本の読み聞かせがしたい
世界気象デーってどんな日?
まずはまだまだマイナーなこの世界気象デーについて知っておきましょう!
世界気象デーってなに?
WMO(世界気象機関)は、1950年3月23日に世界気象機関条約が発効したことを記念し、WMO発足10周年となった1960年に毎年3月23日を「世界気象デー」と制定しました。
WMOって?
スイスのジュネーブに本部を置く国際機関で、気象事業の国際的な標準化と改善および調整、並びに各加盟国・地域間における気象情報・資料の効率的な交換の奨励を主な業務としています。
令和6年には187か国6領域が参加している機関です。

つまり、気象データを国際的に共有してより良い天気予報をしていこう!という取り決めがなされた日を記念しているんですね。
この日に行われるのは?
WMOは気象知識の普及や国際的な気象業務への理解を促進するため、毎年キャンペーンテーマを設けてイベントを開催しています。日本では気象庁が行っています。
今年のキャンペーンテーマは「Closing the early warning gap together」
早期警報のギャップを共に埋めようということです。

異常気象が異常でなくなりつつある現代、気象の知識は大事ですね。
世界気象デーに読みたいおてんき絵本
いくつかのテーマに分けてお天気に関する絵本を紹介します。
親子で楽しく気象を学んでみてくださいね。
まずは空を見上げてみよう
あのくも なあに?
空には毎日、いろんな雲が浮かんでいます。あのくもなあに? なんだろね。うっすらと空をおおうあの雲は、きっと、朝日がまぶしくて、ねぼすけ巨人が閉めたカーテン雲。ぽっかり浮かんだあの楕円形の雲は、天狗が休むざぶとん雲。ムクムクふくらむ入道雲は、竜の親子のすみかだよ……雲の形から、どんどん想像を広げていく絵本です。今日はどんな雲が出ているかな、と空を見上げるのが楽しみになります。
福音館書店「あのくも なあに?」
ふと見上げた空に浮かぶ雲が何かに見えたことってありますよね。
龍や鳥、動物たち、はたまた食べ物…
そんな想像力を刺激してくれる絵本です。
雲のてんらん会
雲の世界は 物語に充ちていて その日の心もようと重なりながら 額ぶちのない展覧会 私は目を細めては空のやぶれめなんかさがしている-。さまざまに色や形をかえる雲を、画面いっぱいに描いた絵本。
Amazon「雲のてんらん会」商品説明より
もちろん実際にこう見えるわけではないけれど、心の目を通した光景に思える素晴らしい絵です。
ああ、こういう雲も確かにあったと思わせてくれる。
大人が読んでも心にきます。
空の絵本
風うごく
雲ながれる
光みちる
空ひろがる……詩人・長田弘が生みだした美しいことばの粒。かけがえのない一日一日の鮮やかさ。
Amazon「空の絵本」商品説明より
絵本作家・荒井良二がかみしめ、味わって、一枚一枚の絵に描ききった珠玉の一冊。
ただ雨が降る、その事実に含まれる様々な風景がとても美しく切り取られています。
毎日、どの一瞬をとっても同じ空は一つとしてない。
その風景に入り込んで雨の音まで聞こえてくるかのようです。
きょうはそらにまるいつき
夕暮れの公園で、乳母車の中から赤ちゃんが空を見ています。東の空から、まんまるい月がのぼってきました。
偕成社「きょうはそらにまるいつき」
バレエの練習から帰る女の子や、新しい運動靴を買った男の子、仕事が終わった洋裁店の親子や、ギターの練習をしている人、夕食のかたづけをするおじいさんとおばあさん。町に暮らす人たちも、ふと見あげた空にまるい月をみつけます。
公園にあつまった猫たち、山にいる熊の親子、海でジャンプするクジラの上にも、まるい月が輝いています。
それぞれの人が暮らす、それぞれの場所に、やさしい光がふりそそぐ夜。町の公園では、にぎやかなお祭りがはじまりました。
昼の空もいいけれど、夜の空にもとびっきりの存在があります。
日々形を変える月には人間を魅了する力がありますよね。
見上げる人の思いは様々でも、いつもどんな時でもそこにある月の素晴らしさを教えてくれます。
気象のことを知ろう
くもとそらのえほん
「曇って こんなにおもしろい! 」――空の探検家 武田康男先生監修、小さな子どもから楽しめる雲の魅力がつまった1冊。
Amazon「くもとそらのえほん」商品説明より
きょうの そらの くもは、どんな くもでしょう。
大雨をふらせたり、雷をおこしたりする「にゅうどうぐも」。
綿のようなふわふわの形をしている「わたぐも」。
飛行機がとおったあとにうまれる「ひこうきぐも」。
魚のうろこのような形をした「うろこぐも」。
もわもわと青空をかくす「おぼろぐも」。
しとしとと雨をふらせる「あまぐも」。
羊がたくさん集まっているようにみえる「ひつじぐも」。
山でうまれて土を少し湿らせて、てっぺんまでいくと消えてしまう「きりぐも」。
山の上を強い風がふく、レンズのような形をした「レンズぐも」……。
精緻に描かれた美しいイラストとテンポの良い文章で、雲の変化の様子や種類が一目でわかります。
不思議な雲の形には名前がついているものも多いですよね。
そんな雲たちの名前や特徴をやさしく教えてくれます。
一緒に読むと実際に探してみたくなること間違いなし。
にゅうどうぐも
夏休みのある日のことです。朝はまだ曇り空。太陽が高くなるにつれてやがて青空に、そして時間とともに綿雲がうまれました。昼過ぎると綿雲は大きく成長し始め、ついにはむくむくと盛り上がった大きな入道雲となりました。入道雲が近づいてくると、生温かい風が吹き、さらに近づいてくると冷たい風が吹き下ろし、あたりには雷鳴が。そして落雷と土砂降りの雨です。ドラマチックな雲の一生を迫力いっぱいに描いた天気観察絵本です。
福音館書店「にゅうどうぐも」
入道雲といえば夏の夕立を起こす雲ですが、今はゲリラ豪雨の方がお馴染みでしょうか。
むくむくと大きくなる入道雲は自然の驚異を身近に教えてくれます。
臨場感あふれる展開にドキドキしますよ。
かみなり
はげしい光に大きな音をとどろかせる雷。雷の正体はいったいなに? 冬に雷が多い地域があるって本当? 怖い中にも、自然の美しさを感じさせる雷のひみつに大迫力の美しい写真で迫る写真絵本です。 写真は、一般の人たちに雷に興味をもち、自然の脅威や偉大さを感じてもらうために2003年より毎年開催されている「雷写真コンテスト」の入賞作品から厳選。 学術的にも価値の高い、決定的瞬間をとらえた美しく貴重な写真が満載です。 巻末の解説ページでは、雷のことを科学的に解説するだけでなく、雷への対処方法や、雷の文化的な側面も紹介します。雷の疑問に答えるQ&Aも収録しています。
Amazon「かみなり」商品説明より
この音羽電機工業は日本で唯一の雷対策専門メーカーなんです。
そこが主催しているコンテストの作品ばかりなので、写真の迫力が物凄い!
飛行機に雷が落ちている写真は怖いけど必見です。
もちろん、雷についても様々なことを教えてくれますよ。
にじ
「虹に近づいていって、さわってみたい! 」「裏側から見たら、どう見えるんだろう?」「まよこから見たら、1本の帯に見えるのかな! ?」見事な虹を見ていると、こんな疑問がわいてきます。噴水のある公園に行って、実験してみましょう。高く上った噴水に日が当たると、虹が見られるからね。さあ、噴水の回りをまわって、横から、裏から見ると?
福音館書店「にじ」
虹は幸運の前兆なんてよく言われますよね。
見る人を惹きつける美しい虹、だけど自分たちで作り出すことも出来る虹。
虹の不思議を通して気象が身近に感じられる1冊です。
天気を予想してみよう
あしたの てんきは はれ? くもり? あめ?
明日の天気は、晴れ? 曇り? 雨? 誰でも知りたい、あしたの天気。でも、あしたの天気はどうしたら、わかるかな? それはね、雲の形、風の向きなどを見ると、わかるんだ。西の空にまっかな夕焼けが見えると、あしたの天気は「晴れ」。空の色や雲のかたち、風の吹き方を見て、あしたの天気を予想することを「観天望気」といいます。誰でもできるお天気観察絵本です。
福音館書店「あしたの てんきは はれ? くもり? あめ?」
今を生きる私たちにとって天気予報は身近すぎて当たり前のものです。
でも気象衛星からの情報などなかった昔の人たちは、天気を観察して予想していたんですね。
昔の人たちの観察と知恵が積み重なって伝えられてきたあしたの天気。
ぜひお子さんと一緒に予想してみてください。
はじめてのてんきえほん
空を見上げて、「てんき」に興味を持った子どもに、空の不思議をやさしく教える絵本。
Amazon「はじめてのてんきえほん」商品説明より
「くもって、なにでできてるの?」「どうして、かみなりがおこるの?」
といったナゾに迫る、大人が読んでもためになる1冊です。
お天気のことがぎゅーっと詰まった1冊。
天気予報で必ず出てくる天気図が気になりだしたらこちらを読んでみましょう。
他にも大人も知らなかった知識がいっぱいです。

世界気象デーにはぜひ、空を見上げて気象を身近に感じてくださいね!
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