
うぅ…寒い!!外出たくない!

ほんとに寒いねえ…
ママも引きこもりたいよ…
今年は寒い時期が早く来た気がしますね。
寒いとどうしても外に出るのが億劫になってしまいます。
そんな時こそ絵本の出番!
お子さんをお膝に乗せて、身も心も温まる読み聞かせ時間を過ごしましょう!
こんな寒い時期にぴったりなおすすめ絵本を紹介します。
こんな方におすすめ
冬気分を高める!雪の絵本5選
冬を感じるものといえば、やっぱり雪。
しんしんと降りつもる雪、一面の雪化粧の街…冬気分を高めてくれるおすすめ雪絵本です。
ゆき
ゆき のあらすじ
『よあけ』の作者シュルヴィッツの絵本。雪が積もりゆく街の風景と、雪を愛でる男の子のうきうきした気持ちを描いた美しい絵本。
あすなろ書房「ゆき」
街に降り始めた雪、大人にとってはどうってことのないものも子どもにはキラキラ輝いてみえるのでしょう。
まさに冬の到来を感じさせる瞬間を切り取った名作。
一緒に空を見上げたくなります。
ゆきのひ
ゆきのひ のあらすじ
雪がつもった朝、ピーターは外へ飛びだした。雪で遊んだ一日の、新鮮な感動と素朴な喜びを貼り絵で描いた、心に余韻の残る絵本。
偕成社「ゆきのひ」
一面の雪景色に喜ぶ子どもを生き生きと描いた名作です。
顔が描かれていないのに、その表情まで見えてくる不思議。
雪化粧でいつもと違う街を歩くワクワクが伝わってきます。
ゆきがやんだら
ゆきがやんだら のあらすじ
今日は雪で園もお休み。でもママは風邪をひくから外で遊んじゃダメって言うんだ。
Amazon「ゆきがやんだら」
しんしんと雪が降り積もる静かな一日を、親子の姿を通じて、優しく美しく描いた1冊。子どものころに感じた、雪が降ったときのドキドキやワクワクを思い出させてくれる。
人気絵本作家、酒井駒子の傑作絵本。
これも雪国の子どもたちを見ているかのよう。
雪が降っている最中には外に出られないから、窓からじっと見ている姿はあるあるです。
酒井駒子さんの絵がまたいいですね、大人の方にもおすすめです。
ゆきのけっしょう
ゆきのけっしょう のあらすじ
ゆきのけっしょうのあかちゃんがうまれて、大きくなって、形をかえて、空からおちてくる。
岩崎書店「ゆきのけっしょう」
ひとつとしておなじ形がない、ふしぎで、きれいなゆきのけっしょうの写真絵本。
雪といえば美しい結晶、その様々な結晶写真を集めた美しい写真絵本です。
自然の神秘のような複雑で美しい形状にため息が出ます。
実際に見てみたい!と冬への期待にワクワクしちゃいます。
ゆきのこえ
ゆきのこえ のあらすじ
雪が降った翌朝、あたり一面まっしろな中、はーっと白いいき。
雪の朝はしずか。一歩ずつ雪をふみしめると「くすすすす」」と、足もとから音が広がります。
聞こえたのはゆきのこえ?おーなり由子とはたこうしろうが描く、ふゆの朝。
Amazon「ゆきのこえ」
かがやく雪の世界を体ぜんぶを使って感じる雪の絵本。
雪国にお住まいの方ならきっと共感しちゃうシーンがたくさん。
はたさんの可愛らしい絵に心くすぐられてしまいます。
雪を楽しみに待つ、こちらもおすすめの絵本です!
冬に読みたいお話絵本6選
暖かい部屋でじっくりと味わいたい、冬のお話絵本を集めました。
てぶくろ
てぶくろ のあらすじ
おじいさんが森の中に手袋を片方落としてしまいます。雪の上に落ちていた手袋にネズミが住みこみました。そこへ、カエルやウサギやキツネが次つぎやってきて、「わたしもいれて」「ぼくもいれて」と仲間入り。手袋はその度に少しずつ大きくなっていき、今にもはじけそう……。最後には大きなクマまでやって来ましたよ。手袋の中はもう満員! そこにおじいさんが手袋を探しにもどってきました。さあ、いったいどうなるのでしょうか?
福音館書店「てぶくろ」
冬の定番と言っていい、ロングセラーの名作絵本です。
いつ読んでも面白いですが、やはり冬に読みたくなりますよね。
まだ読んでない方はこの機会にぜひ!
しんせつなともだち
しんせつなともだち のあらすじ
食べものがない寒い冬のことです。お腹がすいたうさぎが、かぶをふたつ見つけました。ひとつだけ食べて、もうひとつを同じようにお腹をすかせているろばに届けますが、ろばは留守でした。うさぎはろばの家にかぶをおいていきます。家に帰ってきたろばは、かぶにびっくりします。ちょうどさつまいもを手にいれたばかりだったろばは、かぶを今度は山羊に届けます。思いやりの心をのせたかぶが、動物たちのもとをめぐる「ぐるぐる話」。
福音館書店「しんせつなともだち」
こちらも冬に読みたくなるロングセラー絵本。
動物たちのやり取りに心がほっこりしますが、どうしてかぶばかり巡るのかいつも考えてしまいます。
かさじぞう
かさじぞう のあらすじ
編み笠を作って暮らしているじいさんは、正月の餅を買うために、笠を五つ持って町に売りに出かけましたが、さっぱり売れません。そのうちに日が暮れて雪も降ってきたので、しかたなく戻ってくる途中、野原に立っているお地蔵さまに雪が積もっているのを見て、持っていた笠を全部かぶせてあげました。翌朝、どこからか橇引きの声が……。赤羽末吉の最初の絵本。
福音館書店「かさじぞう」
冬の昔話の代表的絵本ですね。
昔話によくある怖い教訓もなく、ほっこり心が温かくなる結末なので安心です。
ふゆごもりのまえに
ふゆごもりのまえに のあらすじ
吹く風が冷たくなり、雪の季節が近づいてきました。小さなハリネズミは、農場を歩きながら、いろいろな動物たちから雪景色の素晴らしさを聞かされます。ハリネズミは雪をみたいと願いますが、凍えるような夜がやってきて、自然と目がふさがってしまいます。ところが、その様子を農場の娘が見ていて、ハリネズミを暖かな家の中へ連れていきます。翌朝、目を覚ましたハリネズミが目にしたのは、見事な雪景色でした。それから毎日、ハリネズミは窓外の雪だるまや橇を見て過ごします。
福音館書店「ふゆごもりのまえに」
ジャン・ブレッドさんはメインストーリーの他にフレームでサイドストーリーを展開させていく方ですが、これもそうです。
最初は普通に、次はサイドストーリーと、何度も楽しめる絵本です。
雪景色に憧れるハリネズミがとっても微笑ましいのです。
雪の写真家 ベントレー
雪の写真家 ベントレー のあらすじ
ウィリーは、雪が降ると大よろこびで外に飛びだします。そして、舞い落ちる雪をじっと見つめるのです。雪の美しさは、どんなものにも決してまけない。ウィリーは、そう思っていました・・・小さな農村で、生涯を雪の研究と結晶の写真撮影にささげ、ついに世界的な雪の専門家としてたたえられるようになったW・A・ベントレー。家族の愛情に見守られ、ひたむきに雪を追いつづけたその一生を、静かな詩情に満ちた物語と、古きよき時代の米国を伝える素朴な木版画で綴った心あたたまる伝記絵本です。やさしい解説を添えたゆきとどいた構成で、米国で高く評価された秀作です。
BL出版「雪の写真家 ベントレー」
こちらは実在の人物の伝記的絵本になっています。
雪の結晶を初めて写真にとらえたベントレーさんのお話。
好きという気持ちとサポートする親心に胸を打たれます。
1999年のコールデコット賞受賞作品です!
ピートのスケートレース
ピートのスケートレース のあらすじ
第二次大戦下のオランダ。10歳の少年ピートの夢は、いつの日かオランダ最大のスケートレースに出場すること。冬のある日、ピートは、父親がナチスに捕らえられた姉弟を隣国ベルギーに逃がす手助けをすることになりました。国土はドイツに占領され、行く手には警備兵が目を光らせています。命がけで凍った運河をスケートで滑らなくてはなりません。3人は無事国境を越えられるのか……。ピートのスケートレースのはじまりです。
Amazon「ピートのスケートレース」
戦時下の実際にあった出来事を絵本にした作品です。
スケートレースなんて楽しい響きですが、実際は命懸けのレース。
大人の方にもぜひ一度読んでいただきたい絵本です。
寒さを吹き飛ばす!冬遊びしたくなる絵本4選
ずっとお部屋の中なんて無理!といわんばかりの子どもたち。
寒さを吹き飛ばしてくれる、楽しい冬遊びの絵本です。
そりあそび
そりあそび のあらすじ
雪が降る寒い日、ばばばあちゃんがストーブにあたって編み物をしていると、動物たちが寒い寒いといって、部屋に入ってきました。ばばばあちゃんはみんなであったまろうと、ベッドの上でトランポリンを始めますが、ベッドの脚が折れてしまいます。そこでこんどはベッドの脚を切ってスキーをつけ、そり遊び。ばばばあちゃんは真冬も元気に遊んで、その後はとっておきの場所でお昼寝……。
福音館書店「そりあそび」
子どもたちよりも元気なばばばあちゃんが雪遊びの楽しさを教えてくれます。
そりあそびは楽しいですよね!
もちろん、たっぷり遊んだあとのお昼寝の時間も至福です。
14ひきのさむいふゆ
14ひきのさむいふゆ のあらすじ
人気ロングセラー「14ひきのシリーズ」第4作。
童心社「14ひきのさむいふゆ」
ストーブのもえるあたたかな室内のぬくもり、冷たい風が頬をうつ爽快なそり遊びなど、冬の魅力がつまった1冊。自然によりそい、ともに生きる家族の姿があたたかく描かれています。
この表紙だけでも楽しそうですよね!
雪がふぶいている時は中で楽しく、雪が積もっている晴れの日には思いっきり外遊び!
自然を満喫しているねずみたちの暮らしに刺激されます。
ふゆめがっしょうだん
ふゆめがっしょうだん のあらすじ
「みんなは みんなは きのめだよ」と合唱団が歌います。春を待ちわびるように「パッパッパッパッ」と、木の芽たちが個性的な顔で歌います。冬の公園や雑木林で、木の芽を見てみると動物や帽子をかぶった子どもの顔のように見えます。目や口に見えるところは、おにぐるみ、えのき、ねむのき、くわなどの落葉した葉の柄がついていた跡です。木の芽の冬姿を拡大して撮影した愉快な写真絵本です。
福音館書店「ふゆめがっしょうだん」
冬の公園へ行きたくなっちゃう、冬芽たちの表情が楽しい写真絵本。
ホントにこんな顔してるの!?
本当に表情のように見えてくるユーモラスな冬芽たちを探しに行きたくなります。
ゆきのうえ ゆきのした
ゆきのうえ ゆきのした のあらすじ
ゆきのうえは、しんとしずまりかえって、まっしろ。でもゆきのしたには、まったくべつの、ひみつのせかいがあって、リスやウサギ、ネズミやウシガエルにクマなど、いろんないきものたちが、さむさやきけんから、みをまもりながら、くらしている。巻末には、作者のことばと、おはなしに出てきたいきものたちについての解説がはいっています。
福音館書店「ゆきのうえ ゆきのした」
雪の上は見たことがあっても、雪の下を見ることはなかなかできませんよね。
こんなふうになってるんだ!と知的好奇心を刺激してくれる絵本です。
実際に出歩いてみて、この下はこんな風になってるのかも?と想像するのも楽しい冬体験!
身も心も温まる絵本4選
寒い日こそ味わいたいスープやお鍋、身体を温めてくれる暖炉やストーブ。
身も心も温まる、あったかい絵本を集めました。
スープになりました
スープになりました のあらすじ
にんじんが、スープになりました。ごくん。
Amazon「スープになりました」
じゃがいもが、とろんとろんのスープになりました。ごくごく。
親子の食卓が楽しくなる、野菜とスープの、おいしい木版画絵本。
身近な野菜がスープになる、シンプルながらも優しい絵本です。
ほんわりあたたかな色彩が食欲をそそります。
実際にその日食事として食べさせてあげると、より一層思い出深い経験になりますよ。
ワタナベさん
ワタナベさん のあらすじ
ワタナベさんは、なべひとつでどんな料理でもおいしくつくる名人です。
偕成社「ワタナベさん」
しかし、あるときナポリタンを注文されてしまいます。
フライパンがないとできない、とこまってしまうワタナベさんでしたが、悩んだ末に、なんと、なべひとつでできるナポリタンを作り始めます。
はたしてそのお味は?
これは世の料理担当お父さんお母さんがもーぜひ我が家に!と言いたくなる存在です。
冬はやっぱりお鍋ですよね。
ワタナベさん、ほんと我が家にも来てほしい…
だんろのまえで
だんろのまえで のあらすじ
とっても疲れちゃったぼくは、動物たちが囲むだんろの前にたどりつき…暖かな場所と受け入れてくれる友だちの大切さを描いた絵本。
教育画劇「だんろのまえで」
鈴木さんの絵がほんとうに心まで温めてくれるような優しさに溢れています。
暖炉にあたっているように、心もぽかぽかになりますね。
ひめねずみとガラスのストーブ
ひめねずみとガラスのストーブ のあらすじ
風の子のくせに寒がりのフーは、くまのストーブ店でガラスのストーブを手にいれます。美しいストーブに火をつけて暖まっていますと、ひめねずみがやってきました。「お日さまがおっこちてきたのかと思った」ガラスのストーブは、心まで温かくなるようでした。時間と空間をこえて旅をするうちに、フーは大人へと成長していきます。
Amazon「ひめねずみとガラスのストーブ」
大人にも読んで欲しいファンタジーな物語絵本。
降矢さんの絵がまたいいんですが、お話もとても読みごたえがあります。
心までストーブであたためられたような気持になれますよ。
冬こそ絵本で楽しい親子時間を!
冬におすすめ!な絵本たち
➤ 二十四節気で選ぶ絵本【大雪】冬の楽しさと厳しさを感じる絵本11選
➤ 1月16日は地獄の釜の蓋が開く!?閻魔参りにちなんだ地獄絵本7選
おうち時間を充実させるのに役立ちます
➤ 絵本に出てくる料理が食べたい!を叶えるレシピまとめ
➤ 冬こそチャンス!のんびり自宅で英語教育サンリオの無料サンプルまとめ
➤ 新型も出た!ドリームスイッチで大画面読み聞かせ!寝かしつけにも使える

コメント