トラウマのように覚えている絵本ってありますよね?
親世代でもきっと覚えている人がたくさんいるであろうこの絵本。
表紙を見ただけで、「あ!怖いやつ!」と思い出す人もいるかもしれません。
だけど世代を超えて今も子どもたちのお気に入り絵本なんです。
ねないこだれだ の基本データ
ねないこだれだ
作・せなけいこ
福音館書店
1969年11月10日発刊
いやだいやだの絵本
対象年齢:1歳~
ねないこだれだ のあらすじは?
夜の9時です。「とけいがなりますボンボンボン」こんな時間におきているのはだれだ? ふくろう、くろねこ、どろぼう……。いえいえ、夜中はおばけの時間。あれ? まだ寝ていない子がいますよ。おばけになってとんでいけ! おばけがなかなか寝ない子をおばけの世界に連れていってしまいます。シンプルなはり絵と独特のストーリーで、子どもたちをひきつけてやまない赤ちゃん絵本です。
福音館書店「ねないこだれだ」
ねないこだれだ の魅力は?
何といっても、このおばけでしょう!
はり絵というどこかあたたかみのある絵、シンプルなのにかわいい表情のおばけ。
お話は怖い!
幼い子にとってはとっても怖いけど、それだけじゃないんです。
怖くてもやっぱり、この愛らしいおばけに何度も会いたくなっちゃう。
我が家も最初の長女のときは図書館で借りて様子見しましたが、借りるときに見掛けると必ず手に取ってきたので購入しました。
それからは夜…ではなく、昼に持ってきますwやっぱり夜読むのはちょっと怖いんですかね。
ねないこだれだ の作者はだれ?
作者はせなけいこさん。
はり絵という独特の手法がユニークな作家さんです。
数えきれないほど多くの作品を生み出している、日本を代表する絵本作家の一人です。
ゆうれいやおばけの絵本が多く、すきな子にはたまらないラインナップ。
おばけの絵本を描くために民俗学も学ばれたとか。
絵本作家としてデビューして50年以上。
今も定期的に新刊を出してくださっていて、精力的に活動されています。
表紙だけでせなさんだと分かる作品ばかりですね!
作者にとって、オバケはともだち!
怖い怖いと書いてきましたが、作者のせなけいこさんに脅かす意図はなかったそうです。
せなさんと一緒に『いやだいやだの絵本』シリーズを作られた元福音館書店編集者の本多さんによると、せなさんにとって、オバケはともだちなんだそうです。
つまり、あのラストはハッピーエンドなんですね!
大好きなお友だちと、そのお友だちの国へ遊びに行く。
オバケはちょっと怖いけど、それでも友だちだから何度も会いたくなっちゃうのでしょう。
わたしたち大人が惹かれるのも、それが理由なのかもしれませんね。
みんなだいすきだから、グッズも豊富!
絵本ナビ 子どもに絵本を選ぶなら には、絵本キャラクターのグッズが豊富。
その中でも『ねないこだれだ』は専用コーナーができちゃうくらい人気なんです!
中でも、大人が使いたくなっちゃうほどカワイイのがこれ!
かわいすぎるでしょ!?
この配色がとってもすき!
あと自分の子どもにつけたかったなーって思うのがこれ!
せめて5年前に出会いたかった…!!
孫ができるまで販売してほしい。
絵本ナビさん以外でも、グラニフでもコラボしてますし、過去にはユニクロ、しまむら、セリアとのコラボ商品もありました!
今も本屋さんには靴下やマスキングテープ、バスボールなんかも売っていますね。
世代を超えて長く愛されている作品だなあと感じます!
我が家の子どもたちに読み聞かせた反応は?
怖かった。でも怖いのがいいの
おばけがかわいい!!今もだいすき!
最後が怖いけどちょっと楽しい
イチゴは未だにグッズを見掛けると手に取りますね。
ねないこだれだ が気に入ったお子さんにはこの絵本も!
『おばけなんてないさ』
読み聞かせというより歌聞かせですね。
一緒に歌ってくれるようになるとなお楽しいです!
『おばけのばあ』
笑ってるオバケがめっちゃカワイイ!
オバケと一緒にいないいないばあ!
せなけいこさんのオバケに会える作品は他にも!
もう少し大きくなったお子さん達には、やっぱりこれらも読んで欲しい!
今日の絵本おさらい
ねないこだれだ
作・せなけいこ
福音館書店
1969年11月10日発刊
いやだいやだの絵本
対象年齢:1歳~
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