
秋といえば、わたしはぜったい食欲の秋!

我が家でいちばん食いしん坊なのはイチゴですが、我が家みんなが秋といえば【食欲の秋】なのは間違いありませんw
秋といえば、スポーツの秋、読書の秋、でもやっぱり食欲の秋!
新米、芋栗かぼちゃ、さんまにキノコ、柿ぶどう…
わたしも名前にするだけあって、舞茸をはじめキノコは大好物です。
実りの秋、たくさんのおいしいものを食べたいですよね!
そんな食欲の秋に食欲を刺激する、秋のおいしいものに関する絵本を集めました!
・秋の読み聞かせにぴったりな絵本を探している
・旬の食べ物絵本が読みたい
・秋といえば?断然食欲の秋です
そもそも秋が旬のものって?
実りの秋と言われるだけあって、秋には豊かな恵みが多くあります。
代表的なものはやはり、今年は特に待ち遠しい新米でしょうか。
若葉のころに植えた苗が立派な穂を揺らしているのは日本ならではの光景ですね。
そして山の恵みも豊富です。
舞茸だけでなく松茸などキノコ狩りもこの時期ですね。
木々には多くの実がなっています。
栗、梨、柿、ぶどうなどの果物は秋に欠かせないですね。
野菜は芋とかぼちゃが思い浮かびますが、実はブロッコリーも秋が収穫の時期。
魚はやっぱり秋刀魚、秋鮭ですね。
挙げていくだけでお腹がなりそうなラインナップです。
日本人はやっぱり米!な絵本
今年は特に待ち遠しかった新米の季節。
日本人の主食、お米とごはんの絵本です。
おこめができた!
私たちが毎日のように食べているご飯。
Amazon「おこめができた!」商品説明より
ご飯のお米はどうやって作られているのでしょう。本書では、一軒の農家を長期にわたって取材した写真を元に、水田を耕すところから、稲がお米になるまでを見ていきます。
稲が生長する様子ばかりでなく、季節ごとの水田の風景や、お米を作るための作業、田んぼに集まる虫たちなどを、定点観測した写真や連続写真、ワイドページなどをおりまぜて紹介。
身近な食と、自然に対する子どもたちの興味を深めます。
収穫の時期にこそ読みたい写真絵本
お米を作る大変さを知ってこそ、新米のありがたみも増すというものです。
おいしいお米ができるまでを、丁寧な写真と共にぜひ追体験させてあげてください!
いろいろごはん
「ほかほか ごはん ふっくら ごはん
KUMON SHOP「いろいろごはん」
なにに なるかな いろいろ ごはん」
ほかほか、まっしろなごはんたちが、ことばのリズムにのって、いろんな料理に変身します。
おにぎり、のりまき、おちゃづけ、ぞうすい……。
ごはんひとつぶひとつぶや、具の照りまで、紙だけで再現した美しい貼り絵イラストは、大人も子どもも思わずおなかがへってしまうことうけあい!
大好きなごはんのことを、いろいろおしゃべりしながら楽しんでほしい、“おいしい”絵本です。
幼児にぴったりなごはんの絵本
お米がごはんになると、こんなにも色々な姿になっちゃう!
日本人の主食として様々なバリエーションがあるごはんを楽しむ絵本です。
ごはん山
こんもりと盛った炊きたてのごはんは、なんだか「お山」みたい?
Amazon「ごはん山」商品説明より
「ねばねば山」「さんかく山みゃく」「すしがたけ」「どんぶり山」……いろんな“ごはん山”に、一緒に登ってみよう。
たべもの絵本で大人気のユニット・はらぺこめがねが、シズル感あふれる絵と言葉で、あなたの食欲を刺激します!
おいしそうなごはんの山々
はらぺこめがねさんはその名の通りおいしそうな絵本作品ばかりですね!
こちらはごはんを山に見立ててリズムの良い言葉が彩ります。
秋のくだもの絵本
柿・栗・梨…秋の美味しい果物がでてくる絵本を集めました!
かにむかし
有名な日本民話「さるかに合戦」が木下順二氏の新解釈により,ユニークな絵本になりました.方言の味わいを生かしたリズミカルな再話に,清水崑氏ののびやかな墨の絵がぴったりです.
岩波書店「かにむかし」
柿といえばやっぱりこの昔話
さるかに合戦というタイトルの方が馴染み深いこの昔話は、カニのお母さんが猿に青柿をぶつけられて死んでしまうところから始まります。
そして共に復讐してくれる仲間には栗もいます。
一度は触れておきたい、日本の昔話ですよね。
ぶどう畑のアオさん
夢に出てきたぶどう畑を本当に見つけた馬のアオさん。次の日行ってみると、鉄条網が張られ、オオカミくんが独り占めしていて…。作者そっくりの優しくて強いアオさん。これは作者の最後の作品となりました。
こぐま社「ぶどう畑のアオさん」
『11ぴきのねこ』でお馴染み、馬場のぼるさんの遺作
夢に出てきたぶどう畑を本当に見つけた青い馬のアオさんのお話。
出てくるネコさんがあのねこたちみたいで、それも何だか嬉しい。
この優しいお話は馬場さん初期のお話ですが、晩年にすべての絵を描き直して出版されました。
梨の子ペリーナ
梨と一緒にかごに入れられ王様の宮殿にやってきたペリーナは、召使として働くことに。心優しいペリーナは誰からも好かれ、王子とも仲良くなりました。ところが、ありもしないうわさを流され、魔女の宝をとってこいと、 宮殿を追い出され・・・。理不尽な目にあいながらも、率直で綺麗な心であり続け、出会う不思議なものたちの苦しみを解放しながら、魔女の宝を探しにいくペリーナ。その勇敢で清らかな姿に胸をうたれます。
BL出版「梨の子ペリーナ」
酒井駒子さんの絵が素敵なイタリアの昔話
大人にも大人気の絵本作家・酒井駒子さんの表紙が印象的な作品。
作家のイタロ・カルヴィーノはイタリアの国民的な作家で、なんとも贅沢な大人も大満足の1冊です。
リベックじいさんのなしの木
子どもたちにおしげなく梨の実をもいであげていたリベックじいさん.梨の木の伝説を美しい版画絵本で.
岩波書店「リベックじいさんのなしの木」
版画で描かれた美しい秋の実り
周りを想う優しい気持ちのリベックじいさんに心打たれます。
でも息子のことを冷静に見極めていた、想像した未来になってしまったリベックじいさんの親としての悲しみも感じ取れちゃう…
たべられるきのみ
食べられる木の実はお店で売っているものだけではなく、身近な場所でも見つけられます。色とりどりの木の実が生き生きと描かれています。
福音館書店「たべられるきのみ」
木の実を探しに行きたくなっちゃう
昭和前半辺りまでの子どもたちにとっては常識のようなものかもしれません。
でも今のわたしたちが読むと新鮮!
木のあるところへお出かけしたくなっちゃいますよ。
芋ほりも焼き芋も!さつまいもの絵本
食べるのはもちろん、掘るのも秋の楽しい体験の一つです。
そんなサツマイモの絵本を集めてみました。
おおきな おおきな おいも
楽しみにしていたいもほり遠足の日、雨が降って延期になってしまいました。残念がる子どもたちは大きな紙においもを描きはじめます。紙をつなげてつなげて、おいもの絵はどんどん大きくなります。大きなおいもは、ヘリコプターで幼稚園に運びます。プールに浮かべて船にしたり、かいじゅうにみたてて遊びます。たくさん遊んだあとは、天ぷら、焼きいも、大学いも、たくさん作っておいもパーティ! 大きなおいもをめぐる子どもたちの空想がつまった絵童話です。
福音館書店「おおきなおおきなおいも」
想像する楽しさを実感できるおはなし
赤羽末吉さんといえば『スーホの白い馬』が有名なので、絵が違いすぎて驚くかもしれません。
ほんとうに園児が描いたかのような味わいのある絵とスケールの大きなおいもが楽しい!
やきいもするぞ
森の動物たちは、焼き芋に夢中! お腹いっぱい食べたあとは「おなら大会」のはじまりです。
ゴブリン書房「やきいもするぞ」
かわいいおなら、元気なおなら、おどりたくなるおなら、いろんなおならのオンパレード。〈おいものかみさま〉もあらわれて……。
芋といえばおなら、子どもウケ最高です
焼き芋するぞ、と焼き芋を始めた動物たちなのに、いつの間にやらおなら大会になっていますw
子どもはこういう下ネタ大好きなので、子どもウケ間違いナシ!
おいものもーさん
岡田よしたかのたべもの絵本シリーズ第6弾!
ブロンズ新社「おいものもーさん」
こんどの主人公は、本好きのさつまいも?!
ひとりで本を読むのが好きな、おいものもーさん。たこがたずねてきて、しぶしぶお出かけします。そこで出会ったほしがきやかぼちゃのユニークなお誘いも「いまはやめときます」と、しんちょうにおことわり。でもついにたき火にとびこむこととなり・・・!?
想像をこえる展開に、大笑いまちがいなし!
『ちくわのわーさん』でお馴染みたべものシリーズ第6弾
岡田よしたかさんといえばナンセンスなユーモア絵本でお馴染みですが、こちらのもーさんもぶっ飛んだキャラクター。
顔はないけど感情が伝わってくるもーさん、一体どんなおいもになるのか…
ハロウィンにも!かぼちゃの絵本
秋の味覚としても、ハロウィンのアイテムとしてもお馴染みのかぼちゃ。
かぼちゃが出てくる絵本を集めました!
おおきなかぼちゃ
魔女のかぼちゃは、とてつもなく大きく育ちました。今夜はハロウィン。パンプキンパイをこっそり食べたい魔女ですが、かぼちゃはびくとも動きません。ゴーストにも、吸血鬼にも、ミイラ男にも、かぼちゃを動かすことができません。最後に現れた一匹のちいさなこうもり。こんな小さなヤツが役にたつものかと笑われても、賢いこうもりにはよい考えがありました。…日本でも有名なロシア民話『おおきなかぶ』を彷彿とさせる、エリカ・シルバーマンのリズミカルなテキスト。おどろおどろしく怖いものたちを、あたたかくユーモラスに描いたシンドラーの魅力的なイラスト世界。幸せな読後感で、ハロウィンの季節に繰り返し読みたい絵本です。
主婦の友社「おおきなかぼちゃ」
『おおきなかぶ』のハロウィン版
かぶじゃなくてかぼちゃの種をまいた魔女、大きくなり過ぎたかぼちゃの収穫に幽霊やドラキュラが出てきます。
最後のパンプキンパイがおいしそう~!
ハロウィンの時期にぴったりなお話です。
14ひきのかぼちゃ
かぼちゃを題材に、命のつながりを描いた人気ロングセラーシリーズの第10作。子どもたちに身近な食べ物かぼちゃがどのように種から成長し、花を咲かせ、実となるのか、美しく丁寧に描かれています。
童心社「14ひきのかぼちゃ」
種から実となり、また種となるかぼちゃの命のつながりとともに、自然の恵みの中で、おじいさんから孫たちへと手渡されていく、くらしや命のつながりがあたたかく描かれています。
大切ないのちのつぶとおおきな恵み
かぼちゃの種をいのちのつぶとして大切にするおじいさん。
ねずみたちがかぼちゃのお世話をするのは本当に大変、だからこそ収穫の喜びもひとしおですね。
ぐりとぐらとすみれちゃん
野ねずみのぐりとぐらのところに、すみれちゃんがかぼちゃを持ってやってきました。とびきり大きくて、とっても固いかぼちゃをすみれちゃんはお母さん秘伝のダイナミックな方法で見事に割ってくれました。さあ、かぼちゃのお料理の始まりです。「お料理すること、食べること」が大好きなぐりとぐらに森の動物たちも加わって、かぼちゃのごちそうがたくさんできました。みんな、おいしくておいしくて、おなかいっぱい食べました。
福音館書店「ぐりとぐらとすみれちゃん」
ぐりとぐらに初めて登場した人間の友達すみれちゃんのかぼちゃ
ぐりとぐらのところへおおきなかぼちゃを持ってきたすみれちゃん。
そんなおおきなかぼちゃを使った料理の数々はこちらまでにっこりさせてくれます。
楽しくて不思議なキノコの絵本
個人的にキノコが大好きなので、キノコ絵本はついつい手に取っちゃいます。
そんな中からお勧めなキノコ絵本をセレクト。
きのこ ―ふわり胞子の舞
きのこのかさから、ふわりけむりが見えるよ。これは、きのこの「胞子」。いつも見ているきのこの新しい姿を見ることができる写真絵本です。
ポプラ社「きのこ―ふわり胞子の舞」
きのこの神秘に迫る写真絵本
きのこが胞子で増えることは知っていても、実際に胞子を見たことがある人は少ないですよね。
美しい写真がきのこの神秘的な姿を教えてくれます。
電子書籍版もあります
その他のサービスで読む
ほしじいたけ ほしばあたけ
タマゴタケやキヌガサダケ……いろいろなきのこが暮らすきのこ村は、いつもにぎやか。そんなみんなから敬愛されているのが、ほしじいたけと、ほしばあたけ。ある日、村の子どもが谷から落ちてしまい、それを聞いたほしじいたけは、体を張って助けようとするのですが……。
Amazon「ほしじいたけ ほしばあたけ」
個性ゆたかに描かれたきのこたちの魅力も満点の、ユーモアと驚きたっぷりの楽しいお話。
まさかの主人公夫妻に圧倒される面白さ
ほしじいたけ、干し椎茸、最初に見たときはまさかの主人公に二度見してしまいました。
だけどお話を読んでこの主人公夫妻に納得するのです。
ユーモアあふれるきのこたちの楽しいお話はシリーズ化もされています。
最新刊はこちら↓
あめのひ きのこは……
ありさんが入るのさえ、やっとだったきのこの下は、雨やどりの動物たちでとうとう満員。ページをめくるごとに面白さが増します!
偕成社「あめのひきのこは…」
『てぶくろ』みたいな満員のおはなし
小さなきのこの下でアリさんが雨宿り、そこへ蝶々がやってきて…な『てぶくろ』的お話。
でもちょっとドキドキ。雨の日のきのこが見たくなります!
海の幸にも秋はある!秋のおさかな絵本
山だけでなく海にも秋の旬はありますよね!
秋刀魚、秋鮭、秋鯖…そんな秋が旬のおさかな絵本を集めました。
とてもおおきなサンマのひらき
またやさんは、かいものが大好き。今日もいちばに出かけます。そこには、とてもおおきなサンマのひらきが売られていました。「ええなあ、これ。」と買って帰り、焼いて食べようとしたそのとき、サンマがとつぜんあばれ出しました。みんな吹きとばされて大さわぎ! つぎのひ、また、またやさんはいちばで、とてもおおきなスルメをみつけて……
ブロンズ新社「とてもおおきなサンマのひらき」
サンマといえばこの絵本
とてもおおきな、とはいえサンマの開きですから。
そう思って表紙を見るととんでもない大きさなのにびっくりしちゃいますよね。
でも大きいのはサンマのひらきだけじゃあない、トンデモな展開が待っています。
きょうのごはん
ネコがご近所を練り歩いて夕飯パトロール! ここのお家の今晩のごはんはなにかな? リアルな食べ物の絵はまさに垂涎ものです。
偕成社「きょうのごはん」
表紙のサンマが美味しそうすぎる
日本の食卓でお馴染みのメニューがあれこれ登場するのですが、加藤休ミさんの絵がほんとうにおいしそうで!
寝る前の読み聞かせにはキケンなやつですw
ピリカ、おかあさんへの旅
海にすむさけのピリカは4歳。ある日、誰とはわからないふしぎな声に誘われて仲間と旅立ちます。途中、鮫やアザラシに襲われる者もいました。川に上ってからは熊や大鷲が待ちかまえています。湧き水の出る川底をさぐりあてたピリカは、おすと交わり三千個の卵を産み終えると死にました。死の直前にピリカが見たのは、おかあさんです。それはピリカを川に呼び戻した声の主であり、生命を育み続ける自然の摂理そのものでした。
福音館書店「ピリカ、おかあさんへの旅」
鮭の一生、壮大な旅に感動しちゃう
わたし達にとって身近な魚のひとつでもある鮭。
だけど鮭が成長するには物凄く壮大な旅があるのです。
鮭についての絵本はこちらでも取り上げています。
おれはねこだぜ
鯖が大好物のねこに、空とぶ鯖の大群が!
Amazon「おれはねこだぜ」
ねこは鯖が大好き。ところがある日、鯖の大群が空をとんでねこに襲いかかってきます。軽いブラックユーモアで大人も子どもも笑える、ナンセンス絵本です。
サバがお好きな方は要注意!?
ねこちゃんと同じように、サバが大好きな方はキケンかもしれませんw
見開きページのシュールさとねこちゃんの表情に笑っちゃいます!
こちらはとても面白いのですが、残念ながら現在新刊は手に入らないようです。

この絵本はぼくのお気に入り~!

夏に読みたいカレーの絵本はこちら!






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